楽天と阪急阪神百貨店は7月14日、インターネットショッピングモール「楽天市場」で人気のグルメ商品を集めた物産展「楽天市場うまいもの大会 @阪神」を、阪神梅田本店で9月22日から28日まで開催すると発表した。
出店店舗は、約50店。販売商品は8月初旬に出展店舗とともに決定する予定。出店店舗の候補は、「神戸魔法の壷プリン」を扱う神戸フランツ(兵庫県神戸市)、地ビール「よなよなエール」を販売するよなよなの里(長野県佐久市)ほか。
楽天がネット以外の場で本格的な物販イベント開催するのは、3月に東京の百貨店で開催したのに続き2度目。楽天は、阪神百貨店と共同でイベントを行うことで、関西地区での楽天市場の認知度を高めることを目指すとともに、ネット通販になじみの薄い50歳代以上の消費者との接点をもつことで、楽天市場の利用者層の拡大につなげる考えだ。
一方、阪神百貨店は今回初めて、ネット通販を運営する会社と共同で物産展を開催。百貨店となじみの薄いネットユーザーの新規顧客や、関東の新たな取引先の開拓を目指している。