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T教授の「戦略的衝動買い」第107回

乗り物が楽しくなる、ソニーのノイズキャンセリング・ヘッドホン

2010年07月15日 12時00分更新

文● T教授

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ヴィンテージ級機器とも相性抜群

 筆者は、iPodやiPhoneが流行の現代にあっても、メインのデジタル・オーディオ機器には、Bang & OlfsenのDAP「BeoSound 2」やケンウッドの「Media Keg」などヴィンテージ級機器を愛用している変人なのだが、「MDR-NC300D」はこれらの機器とも極めて相性が抜群だ。

普段は「BeoSound 2」+Shure製ヘッドホン「SE530」を愛用しているが、今後は、「MDR-NC300D」も仲間に加わることは間違いないノイズ除去効果は、ケンウッド「Media Keg」でも、録画したTVドラマ視聴に活用している地デジポータブルTVでも効果的だった

 航空機に乗っていても、新幹線に乗っていても、「MDR-NC300D」の液晶表示を眺めていると、時には実際の環境とは関係なく、A/B/Cのモードを自動的に切り替えながら、ノイズキャンセリングの最適化作業を行なっている様子がよく分かる。

 また「MDR-NC300D」は、「NORMAL」、「MOVIE」、「BASS」の3つのサウンドモードを搭載しており、SOUND MODEスイッチでマニュアル切り替え可能だ。「MOVIE」モードでは、小さな台詞の中音域をブーストし、爆発音のような大きな音を逆に小さくすることで、航空機や電車のような騒音環境の中でも聞きやすくする。

TV番組の録画などを自室で視聴しているときなどは、「MOVIE」および「NC(ノイズキャンセリング)モードC」

 「BASS」モードでは、筆者の大好きな70年代ロックグループの代表でもある「バニラ・ファッジ」(Vanilla Fudge)のベーシスト、ティム・ボガート(Tim Bogert)の走り回るようなベースをパワフルな音に変身させて、より前面に押し出してくれる。

趣味に合わせて、積極的に「BASS」モードなどを使用すると、音楽がより楽しくなる

 また、精度の高いイヤーピースを用いても、ヘッドホンと外耳の入り口との間にはわずかな隙間ができ、空気漏れを原因とする外界ノイズのレベル変化が起こってしまうという場合は、本体背面にある「NC OPTIMIZE」スイッチを調整すればよい。ノイズキャンセル信号量やスペクトラムを電気的に調整することで、かなり微妙な感覚だが、細かな補正を実現できる。

 ソニーのデジタルノイズキャンセリング・ヘッドホン「MDR-NC300D」は、モバイルにも最適な頑丈な筐体を採用し、リアルタイムで環境ノイズを解析する。そして、アウトドアで音楽などを楽しみたい人に、オーディオソースのあるべき姿を最適化して届けようとするソニーらしい素晴らしい商品だ。

前面液晶表示右横のスイッチは「MONITOR」ボタン。押すと、オーディオソースの再生回路が切れて外界の音がヘッドホンから聞こえる。車内アナウンスを聴くときなどにヘッドホンを外す必要がなく便利だ

今回の衝動買い

アイテム:デジタルノイズキャンセリング・ヘッドホン「MDR-NC300D」
価格:3万975円


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。

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