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フォーミュラニッポン富士戦直前!

フォーミュラニッポンのイケメンドライバーが編集部に!

2010年07月14日 21時28分更新

文● 末岡大祐/ASCII.jp編集部

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イタリアンのハーフ! ケイ・コッツォリーノ選手が
ASCII.jp編集部に来たぞ!

 今週末(17~18日)に開催される、フォーミュラニッポン(以下、Fポン)のPRに、Team LeMansからケイ・コッツォリーノ選手がASCII.jp編集部に来てくれた。ケイ選手はイタリア人の父と日本人の母を持つ、ハーフ。日本生まれ、日本育ち、速そうなヤツはだいたい友達という環境で育ったので、日本語がペラペラなのである。語学がまったくダメな筆者は一生懸命「ヘロー」と声をかけたら「こんにちは!」とあっさり返してくれたくらいペラペラである。

毎度お馴染み、アスキー・メディアワークスの受付と相変わらず汚いASCII.jp編集部で記念撮影。なんだか、編集部が爽やかに見えるのは「※ただしイケメンに限る」効果だと言えるだろう

 ケイ選手にFポン第3戦富士の見どころ聞くと……

富士では日曜日に予選と決勝を行なうので、2日も予定が空けられないという人は日曜日だけ見に来ていただければ。これは富士戦のみの新しい試みです。土曜日はフリー走行になるのですが、選手たちが勝敗に関係なく全開で走るのでこれはこれで面白いと思います。また、ドライバーもSUPER GTに出ている選手が多数参戦しているので、GTしか見たことないファンの方もぜひ見に来て応援してください

 なるほど。でもFポンを初めて見る人はどこから観戦すればいいんでしょうか。ケイ選手にオススメ観戦ポイントを聞いた。

1番白熱するのは1コーナーですね。1.5kmのストレートを300km/hのスピードで走ってきて、そこからフルブレーキングして1コーナーに飛び込んでいく。しかも最大のオーバーテイクポイントでもありますので、毎周ハラハラしながら見ることができます。次にコカコーラコーナー。1コーナーを制したドライバーたちがそのまま高速コーナーに切り込んでいく姿はなかなか熱いです。初めて見る方は、この2ヵ所をおさえておけば間違いありませんね

 コカコーラコーナーの観戦ポイントは土手になっているので、フェンスの上から見ることができるのだ。またサーキットサファリやピットウォークなどお馴染みのイベントのほかに、トヨタの往年のレースカーやGAZOO Racingのマシンなどが展示されるので、それらを見ているだけでも楽しめるだろう。

「ヘルメットについてるエアロパーツみたいなのはなんですか?」という素人丸出しの質問にも快く答えてくれた。フォーミュラカーは屋根がないため、走っていると風圧で首が吹っ飛びそうになる。だからこのようなパーツをつけてダウンフォースを発生させ、頭部を安定させるのだという。また虫や飛び石も飛んでくるので、バイザーに特殊なフィルムを貼って防いでいるらしいのだが、1レースで3枚くらい消費するという。恐るべし、フォーミュラ!

 ところで、ケイ選手は若い(22歳)けど日本のアニメやマンガに興味があるのだろうか? あと痛車ってどう思う?

『カペタ』は好きで読んでいます。あと子供の頃はドラゴンボールが好きでよく見ていました。イタリアにも翻訳された日本のマンガがたくさん売っているんですよ。(フィギュアを見ながら)こういうアニメはあまり見ないんですけど、イタリアの実家に帰るたびに周りの友達から日本のマンガやアニメをせがまれます。それこそ、こういう感じの女の子がセクシーなヤツを(笑)。SUPER GTで痛車が走っているのは知っています。ああいう感じでモータースポーツが盛り上がるのは非常にありがたいし素晴らしいことだと思います。Fポンでも来年あたりどこかのチームがやらないかなあ(笑)

 きっとカペタに自分の姿を重ねているのかな? イタリア人が乗る痛車を見てみたいので、ぜひケイ選手、来年は痛車での参戦をお願いします!

「これ、こんな部分まで作り込んでるんですね!」と、フィギュアのパンツを見ながら驚きを隠せないケイ選手。そう、これこそが日本の職人魂なんですよ! と間違った日本観を植え付けておいた

真剣に富士スピードウェイの見どころを解説してくれたケイ選手。F1は知ってるけどFポンは知らないという人、ハコ車のレースしか見たことない人は、週末の富士スピードウェイにGO! 300km/hを超えるバトルはそうそう見られないぞ!

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