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中判デジカメとしては格安!? ペンタックス 645D

2010年07月14日 12時00分更新

文● 小林 伸、撮影協力●クラーク記念高校秋葉原ITキャンパス

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ノイズリダクションをかける必要もない?

 高感度ノイズリダクションは「OFF/弱/中/強」と切り替えられる。さすがにOFFで等倍にしてみた場合、若干のノイズが見られる。しかし解像度が高いこととローパスフィルターがないせいか、十分解像感が出ているので、ノイズと言うよりもそれこそ粒子感に感じることができる。

 それを嫌がるのであればノイズリダクションをかければいいだけの話である。ただし「強」をかけてしまうのはせっかくの自然な描写感を失いがちなのであまりお勧めできない。


ノイズリダクション撮影サンプル

左から「弱」「中」「強」(いずれもISO 1600)

 画像処理は同社のデジタル一眼レフなどにも搭載されている「PRIME II」で、14bitA/D変換を行なっている。それまでデジタル一眼レフで蓄えたノウハウが結集したと言えるだろう。


カスタムイメージ撮影サンプル

人物

風景

雅(MIYABI)

ほのか

リバーサルフィルム

モノトーン

鮮やか

ナチュラル

 従来から搭載されてきたカスタムイメージに新たに「リバーサルフィルム」の設定が追加された。ペンタックスの画像設定は「ほのか」や「雅」(MIYABI)など、通常のもの以外に面白いものがあったりしたが、中判カメラのユーザー層がリバーサルフィルム使用率が高いと判断したのだろうか。

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