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割安で、不満も解消、3台から始めるボリュームライセンス

Office導入の不安を解消するOVSとは?

2010年07月26日 09時00分更新

文● TECH.ASCII.jp編集部

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ソフトウェアアシュアランスとは?

 さて、ボリュームライセンスのうち、オープンバリュー(一括払いまたは分割支払い)とオープンバリューサブスクリプション(年額使用料支払い)の二種類にはバリュー(お買い得)の文字が入っている。これはボリュームライセンスならではの特典「ソフトウェアアシュアランス」が標準で付属し、その内容もより豊富であることを意味している。

 アシュアランス(assurance)という言葉はあまりなじみがないかもしれないが、日本語にすると「保証」や「保険」といった意味である。ソフトウェアアシュアランスに加入すると、有効期限内(オープンバリュー/同サブスクリプションの場合3年間)に新しいバージョンのOfficeが登場した場合、無償でバージョンアップが可能になる。

 これ以外にもダウングレード権の利用で、旧バージョンのOfficeを利用できたり、年中無休(24時間365日)の電話技術サポート/営業時間内のウェブサポート、トレーニング受講券の付与、Eラーニングの利用など、さまざまな特典が付く。

 中でも注目したいのが、社内で利用しているOffice 2010を自宅のマシンで利用できるサービス。1400円支払ってダウンロードしたOffice 2010を自宅でも活用できる。仕事を自宅に持ち帰ってする機会が多い、多忙なビジネスマンにとって、嬉しい特典だ。


4つのニーズを満たすOVS

 以上、中小・中堅企業向けのボリュームライセンス、特に年間契約制のOVSを中心に見てきた。OVSはTCOおよびランニングコストや、繁雑なライセンス管理の負荷低減に大きく寄与すると思われる。

 特に以下のような問題点を抱えているのなら、OVSの導入で大きなメリットが得られる可能性がある。ぜひ検討してほしい。

利用台数の変動が激しい: 期間限定プロジェクトで、短期のスタッフを増員しなければならなくなった。しかし、プロジェクトが終われば、追加したライセンスは不要に……。ライセンスのムダを省いた効果的な導入はできないだろうか?

初期導入/ランニングコストを下げたい: 新バージョンのOfficeに移行したいが、コスト高が懸念事項。最小の初期導入コストでOfficeを導入できないだろうか?

社内で利用するOfficeのバージョンがまちまち: 旧バージョン用に作成したマクロなど、部署によっては従来バージョンを使い続けたいケースがある。社内一括でバージョンアップをすることには不安。

ライセンス利用状況の管理やソフトの配布が不便: ソフトをいちいちメディアに焼いて配布するのは不便だし、保管も面倒。ソフトはウェブ上で配布して、保有しているライセンス数もしっかり管理したい。

 ボリュームライセンスを導入した場合の料金に関しては、マイクロソフトのウェブサイトで見積もりを取ることも可能。まずはボリュームライセンス、OVSの情報を確認してみてはどうだろうか。

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