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第21回 国際文具・紙製品展レポート

展示会で見つけた、デジタルな文具・筆記具のいま

2010年07月08日 09時00分更新

文● 行正和義

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 7月7日、東京ビッグサイトにて「第21回 国際文具・紙製品展」(ISOT:International Stationery Office Products Fair Tokyo)が開催された。

 昨年に引き続いてサイネージやノベルティー商品の「第2回 販促EXPO」を平行開催。それ以外にも、特にデザイン製品に絞った「第1回 DESIGN TOKYO」、「第1回 オフィス家具EXPO」「第1回エコオフィスEXPO/エコ工場EXPO」「第1回ファッション雑貨EXPO」なども同時開催として、文具から雑貨までが一同に会する、バラエティー色の強い見本市となった。

 ここではISOTを中心に会場を回って見かけた主にパーソナルやオフィス向けの各種文具製品を紹介してみよう。


ポメラブームに続く、キングジムの単機能デジタルガジェット

 発表されたばかりの話題の商品で目に付いたのが、キングジムの「PITREC」(ピットレック)と「マメモ TM1」。ピットレックは内蔵デジタルカメラで名刺を撮影。SDメモリーカードに記録・閲覧ができるなど、小さいながらも使い勝手は高そうだ。

デジタル名刺ホルダーという名のとおり、名刺入れサイズに収まったピットレック。携帯電話はともかくこのサイズのPDAというのも最近やや珍しいミゾに名刺を立てるとポップアップする小型デジタルカメラがちょうど名刺サイズの範囲を写し込む。撮影後は内蔵OCRによって名前や社名が検索可能となる

 マメモは基本的にモノクロ液晶画面にメモを書くだけの超シンプル文具なのだが、ToDoアラーム機能によって「いつ何をすべきか」が分かる。PDAの原点とも言える製品だ。

 いずれにしても機能の単純さゆえに売れた文書入力機「ポメラ」を意識したような商品で、ポメラクラスのベストセラーになるかはともかく着眼点は面白い。これ以外にも、筆記具、付箋やメモ帳など、面白い製品が数多く出ていた。これらを見ると、紙とペンという文具が持つ可能性は、まだまだ探る価値があると感じた。

マメモは、液晶画面にメモが書けて99枚までページもめくれる! というPC寄りの見方からすればあまりに単純すぎるアイテム。しかし余計な機能がないぶん、デスクサイドで重宝するかもしれないキングジムのシンプル電子文具路線を象徴するような「RELET」。SuicaやEdyなどに重ねてボタンを押すと残高が表示されるただそれだけのもの。ビューアー用の窓の付いている定期入れが付属する(写真の布状の定期入れはオプション品)

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