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ホリエモンもミュージカルに ニコニコ動画の「ライブ戦略」

2010年07月07日 12時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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ミュージカルにはホリエモンも起用

 そんな片岡氏の熱弁が終わり、ステージにはニコニコミュージカルに出演する俳優たちがきらびやかな音楽とともに次々と登場した。ミュージカルは「クリスマスキャロル」、「ニコニコニーコ」、「ミュージカル ニコニコ動画」の3本。いずれも仮題だ。

 ミュージカルに出演するアイドルがひとしきり登場したあと、最後に登壇したのはホリエモンこと堀江貴文氏。彼も「クリスマスキャロル」に登場する「役者」の1人だ。堀江氏をステージの中央に、片岡氏は「社会問題をテーマにしたい」とねらいを話した。

堀江貴文氏。すこしスリムになったように見える

 タイトルはもちろんイギリスの作家、チャールズ・ディケンズの小説をモチーフにしたもの。「小説の主人公、エベネーザ・スクルージのように、お金がすべてだった人生から脱却する話を描きたい」と熱く語った。

 ニワンゴ取締役の西村ひろゆき氏(ひろゆき)は企画段階の話として「見たことないものをつくりたかった。あの堀江さんも『こういう役なんで』と言ったら、なんでもやってくれるんじゃないかと思って。飲み屋で考えたんですよね」とさらりと話す。

ひろゆき氏(左)は、今回の企画を「飲み屋で考えたんですよね」と話す

 当の堀江氏は6日間のワークショップを振りかえり、「体重が重くてスキップもできないし、ヨガみたいな腹筋もできない。だからちょっとビビってる」と語る。

 生放送を見ているユーザーから「言い訳乙」というコメントがつくと、「実際に1日4時間ずつワークショップに入ってみると、10~20代前半の子たちばかり。その中でいちばんできないのがぼく。小学校の体育の授業なんかを思いだした」とさらに心中を話した。

少年時代のホリエモンを演じる小池亮介さん。小池さんが「ぼくはやせてるんですけど」とコメントすると「おれだって君のころは50キロくらいだった」と堀江氏が返した

 クリスマスキャロルの開演は12月22日~26日の4日間。舞台は銀座・博品館劇場。一般のチケットは4500円、インターネットで見る場合は1000円。発売は10月の予定だ。

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