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いま旬のビジネスPC 第13回

買えなければ意味がない、だから価格もリーズナブル

dynabook RX3は、25周年にふさわしい高性能を得たか?

2010年07月05日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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海外36地域で日本語保守サポートを提供

 企業向けモデルのdynabook RX3では、標準で1年間の持ち込み修理、部品保証、海外36地域での保守サポートが付属する。

 オプションでパーツ保証のみを3年間延長させたり、持ち込み修理、海外保守サポートも含めて3年まで延長させたりといったことが可能だ。そのほかにも、翌営業日での訪問修理(オンサイトサービス)を追加可能で、最長5年まで対応する。

 海外サポートは、36地域すべてで日本語での修理相談が可能で、日本への引き取り修理サービスも付属する。アメリカ、中国では、現地修理サービスを受けることもできるほか、保証期間が切れても有料で対応してくれる。


高性能モバイルPCとしては
コストパフォーマンスが光る

 いまや超低電圧版Core i7を搭載したノートPCが10万円を切る価格で手に入る時代になった。しかし、処理能力だけを見れば標準電圧版のCore i3、Core i5などに譲る。

 もちろん動作周波数が低い分、消費電力も低く、バッテリーの持ち時間が有利になる。充電なしでとにかく長時間使いたいと考えるなら、ほかに選択肢はない。ただし、現状ではCPUそのものの値段が高く、搭載したモバイルノートも高価格路線を脱しない。

 最近では東芝だけでなくパナソニックのLet'snote Sシリーズなど、標準電圧版のCPUを積極的に採用するメーカーも増えている。CPUごとの処理能力とバッテリー駆動時間を天秤にかけて、最適な製品を選びたい。

 本製品はCore i3でありながら通常電圧版CPUということで処理能力が高く、実勢価格で14万5000円前後とコストパフォーマンスの高さも光る。しかも、13.3型ワイド(1366×768ドット)の2スピンドル機でありながら、約1.45kgという軽さを実現している。

 本体も25.7mmと薄型でカバンなどに入れて持ち運びやすい。十分な性能を持つ高性能モバイルノートを手軽に持ち運びたいと考えているなら、まず最初に検討してほしい1台だ。

dynabook RX3/T6Mの主な仕様
CPU Core i3-350M(2.26GHz)
メモリー 4GB
グラフィックス CPU内蔵
液晶ディスプレー 13.3型ワイド 1366×768ドット
ストレージ HDD 320GB
無線通信機能 IEEE 802.11b/g/n
インターフェース アナログRGB出力、1000BASE-T、HDMI、eSATAなど
サイズ 幅316×奥行き227×高さ25.7(最薄部は16.8mm)
重量 約1.45kg
バッテリー駆動時間 約10時間(JEITA測定法Ver1.0準拠)
OS Windows 7 Home Premium 32bit版
実勢価格 14万5000円前後

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