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長~く使える極上のPCケース2010 第6回

長~く使える極上のPCケース2010【アンテック番外編】

2010年07月03日 12時00分更新

文● 石井 英男

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 これまで最上位モデルである「DF-85」の性能を見てきたが、DFシリーズはミドルクラスの「DF-35」と、エントリーモデルの「DF-30」もラインナップしている。ここでは各製品の特徴や「DF-85」との違いを簡単に説明していこう。自分の使用環境や懐事情と相談して、最適なモデルを選び出してもらいたい。

DF-35

●URL:http://www.links.co.jp/items/antec-case/df35.html
●実売価格:1万6980円前後

冷却性能と拡張性に優れたミドルレンジモデル

 DF-35は、ダークフリートシリーズのミドルレンジにあたるミドルタワーケースだ。サイズは、19.8(W)×48.6(D)×48.5(H)cmで、重量は6.9kgであり、上位製品のDF-85と同じく、2.5インチビルトインホットスワップベイやフリートリリースドア、フリートスワップベイを搭載。前面に12cmファン×2、上面に14cm TwoCoolファン×1、背面に12cm TwoCoolファン×1の合計4つのケースファンを備えており、冷却性能も高い。
 前面ファンと背面ファンには白色LEDが内蔵されており、美しく点灯する。左サイドパネルは一部が透明ウィンドウになっており、内部の様子が確認できる。拡張ベイは、5インチベイ×3、3.5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×6(うち2つはフリートスワップベイ)、2.5インチベイ×1、2.5インチビルトインホットスワップベイ×1と豊富で、拡張性も十分だ。DF-85譲りの高機能と高い冷却性能を、より低価格で実現したケースであり、幅広い層にお勧めできる。

DF-30

●URL:http://www.links.co.jp/items/antec-case/df30.html
●実売価格:1万5500円前後

コストパフォーマンスの高いゲーミングPC向けケース

 DF-30は、ダークフリートシリーズのエントリーモデルとして位置づけられるケースであり、サイズや重量はミドルレンジのDF-35と同じだ。機能的にもDF-35とよく似ており、2.5インチビルトインホットスワップベイやフリートリリースドアを2つ搭載するほか、前面に12cmファン×2、上面に14cm TwoCoolファン×1、背面に12cm TwoCoolファン×1の合計4つのケースファンを備えている。
 DF-35の前面ファンと背面ファンには白色LEDが内蔵されていたが、こちらは青色LEDが内蔵されている。左サイドパネルの一部が透明ウィンドウになっているのもDF-35と同じだ。拡張ベイの数もDF-35と同じだが、ホットスワップが可能なフリートスワップベイは搭載されていない。上位のDF-85/35と同じく、マザーボードベースのCPUソケット部分が四角く切り抜かれており、マザーボードを取り付けたまま、バックプレート交換型タイプのCPUクーラーの装着が可能だ。フリートスワップベイ以外のスペックはDF-35とほぼ同等なので、HDDのホットスワップが不要なら、こちらの製品もお勧めだ。

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