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鳥居一豊の「最新AVプロダクツ一刀両断」 第9回

LEDバックライト採用など、内容を一新!

さらに実力を高めたREGZA第二章「47Z1」の実力

2010年07月06日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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標準的な状態でのチャンネル表示は、7チャンネル/6時間表示/地上アナログ放送順と/文字サイズ最小となっている

標準的な状態でのチャンネル表示は、7チャンネル/6時間表示/地上アナログ放送順と/文字サイズ最小となっている

番組表の使い勝手がさらに良くなった

 まず、数多くの改善が加わっているのがメニューなどのGUIだ。GUIの進化というとデザイン変更などが中心で、本機も実に細かな変更が加わっているが、もうひとつの進化が表示速度や操作レスポンス。次世代レグザエンジン DuoはCPUの処理速度が大幅に向上し、映像処理をさらに高精度化しているが、実はGUIの表示速度やレスポンス向上にも貢献している。

 例えば、番組表は従来だと約2.8秒ほどかかっていたが、本機では約1.8秒に短縮された。わずか1秒ほどだが、実際に表示してみるとかなり速い。

ジャンル色分けの設定。5種類の色にそれぞれ好みの番組ジャンルを割り当てることができる

ジャンル色分けの設定。5種類の色にそれぞれ好みの番組ジャンルを割り当てることができる

 また、人気の高いジャンル別色分け表示も、番組全体を塗り分ける表示となり、視認性が向上。色分けできる番組のジャンルも従来は3種類だったが、新機種は5種類を指定できるようになっている。

表示する文字のサイズは5つから選択できる。文字が大きくなると、タイトル以降の情報がはみ出して表示されなくなる

表示する文字のサイズは5つから選択できる。文字が大きくなると、タイトル以降の情報がはみ出して表示されなくなる

表示する文字サイズを最大としてもの。文字は読みやすいがタイトルさえも省略されがちになる

表示する文字サイズを最大としてもの。文字は読みやすいがタイトルさえも省略されがちになる

文字を大きくして、タイトルなどがはみ出すのが嫌な場合は、チャンネル表示を7チャンネルから6チャンネルに変更できる。6チャンネル表示では、文字が小さめでもタイトルなどがすっきりと読みやすい印象

表示時間も6時間と4時間を選べる。4時間表示だとひとつの番組の情報スペースが大きくなり、詳細情報の多くが画面上で確認できるようになる

6チャンネル/4時間表示/文字サイズ最大とした状態。タイトルの視認性は抜群。画面サイズの小さいモデルの場合は設定を変更した方が視認性が高まるだろう

6チャンネル/4時間表示/文字サイズ最大とした状態。タイトルの視認性は抜群。画面サイズの小さいモデルの場合は設定を変更した方が視認性が高まるだろう

 このほか、文字サイズを5種類から選択できたり、番組表での表示順を地デジ放送順(チャンネル番号順)と地上アナログ放送順が選択できたりと、自分が使いやすいように多彩なカスタマイズができるようになっている。

チャンネルの並び順の設定。地デジ順と地上アナログ順を切り替え可能。見慣れている方に切り換えるといいだろう。なお、視聴中のチャンネルが中央になるように表示させることも可能

「ミニ番組表」

「ミニ番組表」は表示の際、従来は一度画面がブラックアウトしていたが、本機では放送を中断せずに表示されるようになった。視聴中にちょっと裏番組を確認する場合に便利だ

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