久万高原戦デイ1スタート!
セレモニアルスタートが始まった午後4時の時点で、久万高原の天候は晴れ。しかし、気象庁発表の予報やネットのピンポイントウェザー情報によると、これから夜半にかけて徐々に天候が悪化していくという。デイ1で走るステージはショートSSが4本のみで、今日のあいだは何とか天候が持ちそうだ。午後4時14分、4輪にドライタイヤをセットしたメロン号が、めろんちゃんズに送られてスタート!!
SS(距離) | ステージタイム(トップ差) | クラス総合タイム(トップ差) |
---|---|---|
SS1/神岡Ⅰ(5.80km) | 2:54.5(TOP) | 2:54.5(TOP) |
SS2/大谷Ⅰ(3.56km) | 5:03.8(TOP) | 7:58.3(TOP) |
SS3/神岡Ⅱ(5.80km) | 2:55.1(TOP) | 10:53.4(TOP) |
SS4/大谷Ⅱ(3.56km) | 5:07.5(+4.5) | 16:00.9(TOP) |
SS1「神岡Ⅰ」、この約5kmのショートステージで、メロン号はいきなりのベストタイムを獲得! つづくSS2「大谷Ⅰ」、SS3「神岡Ⅱ」と3連続ベストを叩き出し、この時点で後続とは4秒3差をつけるJN-3クラストップを走行していた。デイ1最終のSS4「大谷Ⅱ」こそ6番手に沈んで0.9秒差まで追い上げられるものの、依然としてクラストップであることには変わりない。でも、今日は全体で1/5程度の距離でしかなく、明日は24kmオーバーのロングステージがひかえていることから見ても、0.9秒差というのは実際には無いも同然のタイム差でしかないのだ。気を抜くと一発でひっくり返されるはず!
こうしてデイ1最終のサービスA(60分)に帰ってきたメロン号。これが終わると明日朝までパルクフェルメ(車両保管)となり、誰もマシンに触ることができなくなる。さいわいメロン号の調子は上々で、各部のチェックのみでパルクフェルメに送り込むことができた。
問題は、やはり明日の天候。すでにサービスパークはポツポツし始めていて、明日はかなりの確率でウェットな状況になるはずだ。ただし、ヘビーウェットならば間違いなくレインタイヤの投入となるが、路面が湿った程度ならミディアムコンパウンドの投入もありえる。美川スキー場は標高1000m以上の高地にあるので、ここでの天候は標高の低いところにあるステージの状況とは異なる可能性もあった。そこで有志の方にお願いして臨時のウェザークルーになってもらい、明日の勝負所となるロングステージ「美川リバース」のフィニッシュ付近の天候と路面状況を知らせてもらうことに。もちろん封鎖線があるのでステージの中に入ることはできないが、近くの状況を簡単に知らせてもらうだけでも、それは我々にとって貴重な情報となるのだ。
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