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痛車でラリー! メロンブックスインテ奮闘記 第6回

メロン号、四国で今期2回目の優勝!

2010年06月25日 20時00分更新

文● 中村信博 ●写真/中島正義、中村信博

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悪路を制してメロンインテがクラス優勝!

 そして、始まったデイ2後半ステージ。ここまでメロン号は順調に各ステージで好タイムを叩き出し、33.1秒差のJN-3クラストップを守り通している。残るステージは3本、43.52km。後半ステージは各マシンともフルアタックをかけてくるはずで、このタイム差と距離ならまだまだ安心はできない。ここまで2本積みだったスペアタイヤを、軽量化のため1本積みに変更したメロン号。クラストップの座を守るため、メロン号は最後の勝負に挑む!!

SS10 走行動画

SS(距離) ステージタイム(トップ差) クラス総合タイム(トップ差)
SS8/大谷リバースⅡ(4.98km)4:38.1(TOP)58:46.2(TOP)
SS9/美川リバースⅡ(24.38km)20:25.8(TOP)1:12:15.0(TOP)
SS10/大川嶺Ⅱ(14.16km)12:46.8(+2.3)1:31:58.8(TOP)

 ヤッタ────ッ!! メロンブックスDUNLOPテインBRIGインテグラ、完全勝利!! 1度もクラストップの座を譲ることなく、しかも10本中6本のステージでベストタイムを叩き出し、総合成績でも7位につけるなど、これ以上無いほどの理想的な展開だ。全35台中、12台がリタイヤした今回のラリー。この悪天候のなかで得られたクラス優勝は、9月からの残る3戦に向けて大きな自信となってくれるに違いない。

JN-3クラス表彰式。あいにくの豪雨でテントの下での表彰台となってしまったが、初戦の唐津以来2度目となる「表彰台の真ん中」だ。なお、2位には高橋悟志/蓑作裕子組レビンが、3位には香川秀樹/船木一祥組インテグラが、それぞれ入賞した

優勝クルーのサインが入ったTシャツをめぐるジャンケン大会。眞貝選手のサインTシャツが当たった人には、メロンブックスからオマケとして「めろん印サイダー」がプレゼントされた(笑)

 こうして全日本ラリー選手権Rd.4「久万高原ラリー2010」にて、今期2勝目を挙げることができたメロンブックス・ラリーチャレンジ。今回のクラス優勝でポイントを24のばして、JN-3シリーズ5位に。これまで4戦のイベントがあったなかで3戦に出場し、そのうち2回のクラス優勝を挙げている我がチームだが……やはり「ラリー北海道」をリタイヤに終わってしまったことが、本当に惜しい!

 このあとメロンブックス・ラリーチャレンジは、Rd.5「ARKラリーインシリベシ」をスキップして2ヶ月間の休養期間に入る。次の参戦予定は9月に予定されているRd.6「新城ラリー2010」となるが、このイベントではちょっとしたサプライズを用意しているのでお楽しみに。そしてこの夏の2ヶ月では、『萌車ミーティング』をはじめとするイベントにもメロン号とともに参加を予定している。これらの会場では、ぜひともメロンブックスのブースへどうぞ!!

 残る3つの参戦で、メロン号はどこまでシリーズポイントを伸ばすことができるのか? そして、激戦のJN-3クラスを最後に制するのは誰なのか? その行方もふくめて、これからも全日本ラリー選手権に要注目だ!!

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