基本的には通話専用で使うケータイは
どの程度の料金になってくるのか
組み合わせるケータイは通話専用にする、という場合でも通信をまったく使わないわけにはいかない。おサイフケータイを使うのであればiモードの契約は必須(月315円)だし、アプリのダウンロードや、設定でケータイサイトに接続すれば通信費が発生する。またケータイメールを重視するなら、当然その分の通信料も必要だ。
ただしフルブラウザやPCサイトビューアーを使うことはないだろう。以上を踏まえて「1日5分程度通話する」「ケータイアプリをダウンロードすることもある」という利用者を想定した。1日5分の通話といっても、家族間や同じケータイ会社同士で安くなることもある。今回は通話料がかかるパターンを想定したが、ソフトバンクに関しては無料通話が中心のケースもあるので、2パターン用意した。
月々4000円程度になるNTTドコモ
2625円(タイプMバリュー+ひとりでも割50)
+210円(通話料、4410円-4200円(無料通信分))
+390~4410円(パケ・ホーダイ ダブル)
+315円(iモード付加機能使用料)
=3540~7560円
最安の組み合わせでいくなら、こちらも「タイプシンプル バリュー」という手もあるが、毎日通話をするとなると通話料が高額になる。またドコモは月2回まで手数料無料で日割りによる料金プランの変更が可能ので、通話が多い月(少ない月)などは上手くプランを変えるのもいいだろう(関連記事)。
当初、無料通信分は通話だけでなく、パケット通信にも適用されると記述しておりました。本例のように「パケ・ホーダイ ダブル/シンプル」を利用している場合には、パケット通信は無料通信分の除外対象になります。記事を訂正するとともに、読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
基本的にはドコモと同じau
2625円(プランMシンプル+誰でも割)
+158円(通話料、4410円-4252円(無料通話分))
+390~4410円(ダブル定額スーパーライト)
+315円(EZ WIN)
=3488~7508円
auはドコモと料金体系が類似しており、ほぼ同じ結論となる。なおauでは、使い切らなかった無料通話分は「無期限くりこし」で、最大1万5750円(プランMシンプルの場合)まで貯められる。通話時間が月によって大きく変わる人にはプラスだ。
他社ケータイと頻繁に通話するのであれば
2台目にソフトバンクを選ぶメリットは小さい
●他社ケータイと頻繁に通話する場合
1960円(ホワイトプラン+Wホワイト)
+3150円(通話料)
+390~4410円(パケットし放題S)
+315円(S!ベーシックパック)
=5815~9835円
●電話は基本的にソフトバンクユーザー同士で1~21時に限定
980円(ホワイトプラン)
+0円(通話料)
+390~4410円(パケットし放題S)
+315円(S!ベーシックパック)
=1685~5705円
ソフトバンクのプランには無料通話分がないため、頻繁に他社ケータイと通話をするのであれば、ホワイトプラン(Wホワイト含む)で2台目ケータイを持つ意味は少ない。ただしソフトバンクユーザー相手に1~21時に電話するのであれば、もちろんそのメリットは大きい。また音声端末を利用する場合も月月割が適用されるが、2台目ケータイに適した安価な端末では月々の割賦代金と月月割が同額であるケースが多いので、今回は計算から省いた。
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