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eVGA「Classified SR-2」

eVGA製のXeonデュアルマザー「Classified」が本日デビュー

2010年06月15日 21時44分更新

文● 増田

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 チップセットに「Intel 5520」+「ICH10R」を搭載するeVGA製LGA 1366デュアルマザー「Classified SR-2」(型番:270-WS-W555-KR)の販売が本日ついにスタートした。

チップセットに「Intel 5520」+「ICH10R」を搭載するeVGA製LGA 1366デュアルマザー「Classified SR-2」(型番:270-WS-W555-KR)の販売が本日スタート。早くも完売となっているから驚きだ

 同マザーは、すでに秋葉原で行われたイベント「Server Expo」「COMPUTEX TAIPEI 2010」などでも紹介され、存在自体は発売前から話題となっていたもの。若干の遅れはあったものの、ほぼeVGAの言っていた通り本日から販売がスタートした。

サーバー/ワークステーション向けマザーと思いきや、eVGA製のマザーらしいOC設定なども豊富に備えている。対応CPUは「Xeon 5500/5600」シリーズで、シングルCPUでの運用も可能。まずはシングル、お金を貯めてデュアルへ移行という手も考えられる

 改めてスペックを確認しておくと、フォームファクターは特殊サイズとなるHPTX (345.4×381mm)で、現時点で収納可能なPCケースはなし。専用ケースについてはCOMPUTEX TAIPEI 2010の記事でも触れているが、予価300ドル程度で8月に発売予定とされているので注意が必要だ。また、対応CPUは「Xeon 5500/5600」シリーズで、シングルCPUでの運用も可能。ただ、同ソケットとなる「Core i7-980X Extreme Edition」については非サポートとなる。
 拡張スロットは、PCI Express x16×7という構成で2/3/4 Way-SLIやCrossFireXをサポート。メモリはDDR3 DIMMを計12本(DDR3-1333MHz+対応、48GBまで)搭載している。オンボードインターフェイスには、デュアルギガビットイーサネットや8chサウンド、Serial ATA II×6、SATA3.0×2、USB3.0×2など最新の機能を搭載する。なお初回ロットには、ケースを開けることなくポストコードの確認や電圧の調整などを行なえるコントロールパネル「EVGA ECP V3」が同梱されておらず、購入者に後ほど郵送されるとのことだ。
 本日入荷を確認したのはアークとオリオスペック、OVERCLOCK WORKSで価格は6万7900円。ただし、いずれも完売しており、次回入荷は月末ごろを予定しているという。

フォームファクターは特殊サイズとなるHPTX (345.4×381mm)。先日のCOMPUTEX TAIPEI 2010では、eVGA専用のPCケース(写真右)は予価300ドル程度で8月に発売予定と告知された

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