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アップル「Safari 5」をリリース HTML5をサポート

2010年06月08日 10時15分更新

文● 広田稔

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 米アップルは現地時間の7日、同社のウェブブラウザー「Safari」の最新版となる「Safari 5」を公開した。Mac版/Windows版ともに米アップルのウェブサイトや、「ソフトウェア・アップデート」を利用して入手できる。価格は無料。

Safari 5

 Safariは、シンプルなインターフェースや表示の早さなどが特徴のウェブブラウザー。最新版では、ウェブページを記述する言語「HTML」の次世代版である「HTML5」のサポートを強化して、例えばFlashなどのプラグインを使わずにHTML5ビデオをフルスクリーン表示できるようになった。

 新しい閲覧モードの「Safari リーダー」を採用したり、検索フィールドで使えるサーチエンジンにBingが加わっている(従来はGoogleとYahoo!)。また、速度も改善されており、JavaScriptの実行速度がSafari 4に比べて25%高速化した。

Safari リーダーが使えるページを開くと、URL入力欄(スマートアドレスフィールド)の右側に「リーダー」ボタンが現れる

このボタンを押すと、本文部分だけを抽出して表示してくれる。この抽出した状態でスクロールすることも可能だ

 対応OSは、Mac OS X 10.5.8以上/10.6.2以上、Windows 7/Vista/SP2。WindowsではPentium 500MHz以上のCPUと、256MB以上のメモリーが必要だ。


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