CULVからCore i3搭載に進化
VAIO Yシリーズ
軽量・低価格なCULVノート「VAIO Y」シリーズは、CPUを従来のCore 2 Duo から、最新のCore i3-330UM(1.20GHz)に変更し、Core iシリーズ搭載のノートとしてパワーアップされた。店頭販売モデルは「VPCY219FJ/S」の1機種。
筐体は新設計で、従来モデルと比べるとパームレスト周辺の作りが滑らかになったほか、カラーリングも変更されている。付属アプリケーションとしては、新たにOffice Personal 2010をプリインストールする。予想実売価格は約11万5000円前後で、発売日は6月19日の予定。
YシリーズのVOMモデルでは、カラーバリエーションにブラック/ピンク/パープルを加え、店頭販売モデルで採用されているシルバーと合わせて計4色から選択できる。
スペック面では、より高性能なCore i5-430M(1.20GHz)や、低価格なCeleron U3400(1.06GHz)を搭載可能となっている。また128GBか256GBのSSDを選択できるなど、コストパフォーマンス重視からハイエンドモバイル構成まで幅広く対応する。最小構成価格は6万9800円からで、発売日は6月19日の予定。
計7色のカラバリを用意
VAIO Sシリーズ
13.3型ワイド/1366×768ドットの液晶ディスプレーを搭載したモバイルノート「VAIO S」シリーズは、CPU性能がやや強化された「VPCS129FJ」1機種が店頭販売モデルの新製品となる。カラーバリエーションは、ブラックとシルバーの2色が用意されている。
スペック面での変更点としては、CPUがCore i3-350M(2.26GHz)に強化された(従来機種はCore i3-330M 2.13GHz)ほか、Office Personal 2010が付属する。予想実売価格は約15万円前後。発売は7月3日の予定。
SシリーズのVOMモデルでは、CPUにクアッドコアのCore i7-620M(2.66GHz)を、ストレージとして最高512GBのSSDを選べるなど、ハイスペックな構成が可能である。カラーバリエーションは、新色のパープルが追加されて7色から選べるようになった。最小構成価格は9万9800円からで、発売は7月3日の予定。
一部機種に新CPUを搭載したハイエンドAVノート
VAIO Fシリーズ
A4大型ノートの「VAIO F」シリーズは、一部機種には発表されたばかりのCore i7-740QM(1.73GHz)/Core i5-450M(2.40GHz)を搭載して、基本性能が強化された。Core i7/i5搭載機には新型チューナー(地デジ×2)と新GPDを搭載している。また、全機種がOffice Home and Buisiness 2010をプリインストールする新製品にモデルチェンジした。
全機種とも、液晶ディスプレーは16.4型ワイド/1920×1080ドットだが、Core i7搭載の「VPCF129FJ/BI」は、Adobe RGBカバー率100%の広色域パネルを採用する。OSは全機種ともWindows Home Premium 64bit版となる。
発売日は「VPCF128FJ/B」が6月26日、それ以外の機種は6月19日の予定。
VAIO Fシリーズのラインアップ | ||||
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製品名 | CPU | BD/DVD | テレビ | 予想実売価格 |
VPCF129FJ/BI | Core i7-740QM 1.73GHz | BD | 新GPD 地デジ×2 | 約25万5000円 |
VPCF128FJ/B | Core i5-450M 2.40GHz | 約19万5000円 | ||
VPCF127FJ/W | Core i3-350M 2.26GHz | DVD | 地デジ×2 | 約17万5000円 |
FシリーズのVOMモデルでは、新たに店頭モデルで採用されているブラックを選択できるようになったほか、選択できるCPUが若干クロックアップした。それ以外で従来のVOMモデルとの大きな変更はなく、最小構成価格は12万4800円から。6月19日発売予定となっている。
