色つきガラス器の美しさも透過光で
吉田:知人がガラス製のカップのコレクターなのですが、ブログのトップを飾る印象的なイメージカットを撮りたいそうなんです。何かよいお智恵を拝借できませんか。
三浦:透過光を使おうよ。
吉田:透過光ですか?
三浦:今、そのカップあるかい?
吉田:1つ借りています。
三浦:まず、コンデジでフツーに撮ってみると……。
吉田:天井の蛍光灯が映ってしまいましたね。
三浦:色も深みが足りずプラスチック製みたいだろう。
吉田:結構高いカップなのに値段相応に見えないですよね。
三浦:そこでさっきの風呂桶撮影で使った簡易スタジオの出番なんだ。
吉田:雰囲気がまったく違いますね!
三浦:ガラス器など半透明な素材は透過光のテクニックで、素材が持つ微妙な透明感や色あいを表現するのがポイントなんだ。
吉田:さっそく知人に教えよう。
三浦:ちなみに撮り方は具体的に言うと、まず簡易スタジオを……。
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