3D BDレコも同時発売
同社はLVシリーズと同じ7月30日に3D対応の「AQUOSブルーレイ」も投入する。2TB HDD内蔵の「BD-HDW700」(予想実売価格30万円前後)と1TB HDD内蔵の「BD-HDW70」(同20万円前後)の2機種で、基本機能は同じだ。
デジタル3波のWチューナーを内蔵し、2番組の同時10倍録画が可能。2番組録画中でもBDの再生や高速ダビングが可能だ。
さらに通常のステレオヘッドフォンでバーチャルサラウンドを実現する「サラウンド音声出力端子」を搭載。このサラウンド端子に特化したヘッドフォンも同時に発売する。
IEEE 802.11a/b/g/nの無線LAN機能を内蔵し、ホームネットワーク機能を完備。DLNAサーバー機能やスカパー!HDチューナーからの録画、アクトビラ ビデオ・フルの視聴にも対応する。
そのほかオーディオ専用コンデンサーの搭載など、上級モデルとして画質、音質を重視したパーツを使用する。
発表会では同社代表取締役副社長執行役員でAVシステム事業統轄の松本雅史氏が、年内に40V型以上は100%クアトロン液晶にすると話し、さらに2011年以降、3Dテレビの割合は50%にもなると語った。さらにクアトロン液晶のグローバル展開についても言及。すでに発売中の欧米諸国に加え、7月には中国で、7月以降にはアジアや新興国で販売を開始する。3Dについてはクリスマス商戦に向けて展開するという。