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長~く使える極上のPCケース2010 第4回

長~く使える極上のPCケース2010【クーラーマスター編】

2010年05月31日 20時00分更新

文● 石井 英男

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最大10基のファンを搭載可能

 CM 690 II Plusのサイズは、21.45(W)×52.88(D)×51.18(H)cmで、重量は約9.19kgとなる。材質はスチールで、ボディカラーはブラックだ。内部のシャーシもブラックに塗装されており、質感も良好といえる。サイドパネルはローレットスクリューで固定されており、工具を使わずに着脱できる。拡張スロットは、通常の横方向の7スロットに加えて、縦方向のスロットも1つ用意されているのがユニーク。ブラケットを増設できるタイプの拡張カードを使う際に便利だ。

フロントパネルは工具を使わずに外せる。前面には14cmファンが装着されている。羽根は透明で、青色LEDが内蔵されている。LEDの発光はオン/オフ可能だ。回転数は1200rpmとなる

背面には、12cmファンが装着されている。ファンの上にあるのは、水冷ホールだ。両サイドパネルは、手回し式のローレットスクリューで固定されている

拡張スロットは通常の横方向の7スロットに加えて、縦方向のスロットも一つ備えている

背面には、水冷用ホースを通すための水冷ホールが2個用意されている

左サイドパネルを外したところ。内部のシャーシもブラックで塗装されている

 フロントファン×1、リアファン×1、トップファン×1の合計3つのファンを標準搭載しているが、上面のトップファンは2基に増やすことが可能なほか、底面にも最大2つのファンを増設できる。さらに、左サイドパネルに2つ、右サイドパネルに1つ、3.5インチシャドウベイに1つファンを装着できるので、合計で10基ものファンを搭載できることになる。ミドルタワーケースで、10基のファンを搭載可能な製品は、他にはほとんど見当たらない。冷却にこだわる人には嬉しい仕様だろう。

背面には12cmファンが、上面には12cmファンがそれぞれ1基ずつ装着されている

上面には標準で12cmファンが1基装着されているが、12cmファン×2や14cmファン×2に強化することも可能

底面には大型のゴム足が用意されており、電源ユニットの振動を抑えられるようになっている。また、底面にも12cmファン×1と14cmファン×1または12cmファン×2を搭載可能だ

(次ページへ続く)

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