楽天が運営するオンライン書店「楽天ブックス」は5月28日、米アップル社の多機能情報端末「iPad」限定で、雑誌の一部を無料で閲覧できる「チラよみ」(雑誌チラよみ+お買い物)アプリをリリースした。
「チラよみ」サービスは、雑誌36誌の電子コンテンツの一部を無料で閲覧し、その紙媒体を楽天ブックスで購入できるとともに、一部の電子雑誌内で掲載されている商品をインターネットショッピングモール「楽天市場」で購入できるサービス。電子雑誌の掲載商品がeコマースと連携したアプリケーションは、「チラよみ」アプリが初めて。
今回の閲覧サービスの実現には、徳間書店や幻冬舎、コンデナスト・ジャパンなど18社36誌が協力している。このうち、『GINGER』(幻冬舎)や『グッズプレス』(徳間書店)など7誌については、電子雑誌内で掲載されている商品をクリックすることで、自動的にショッピングモール「楽天市場」の検索結果ページに遷移し、その商品を即購入できる。対象商品数は、現状1誌当たり1―10点だが、順次増やしていく予定。
なお、今回のサービス提供にあたり、ヤッパのソリューションを活用している。