荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第154回

アスファルトが最高!?　ごろんと転がる猫たち

無防備すぎ!?　道路のど真ん中で大あくび

　猫のお腹はふわふわしていて、撫でると気持ちいいのでとりあえず撫でてみる。ふわふわである。

目があったらこちらへまっすぐ駆けてきて、足元でお腹を出してごろん。もう何をされても気持ちいいらしい（2009年8月 キヤノン IXY DIGITAL 930IS）

　わざわざ足元まで来て、足に身体をこすりつけて（匂いをつけてるんだろうか）転がるくせに、お腹を触ると怒るヤツもいる。しょうがないので頭だけ撫でてやると喜ぶ。

道路のど真ん中で腹を出して頭を撫でられながら大あくび（2010年5月 ソニー Cyber-shot HX5V）

　それにしてもキミもリラックスしすぎじゃないか。だってここ、道路のど真ん中。

　左手で猫を撫でながら右手で写真を撮っていたら、不審者がいると思われたのか近所のおばさんがさりげなく出てきたので「こんなところですみません、猫が好きなもので」「まあ、この子は誰にでもすぐなつくんですよ」と去っていった。挙動不審でごめんなさい。

　足元でごろごろされると動画で撮りたくなる。最後はそんな猫の寝返り動画をどうぞ。

　ちょっと前のデジカメ（富士フイルム FinePix F40fd）の動画を圧縮し直したものなので画質は勘弁。わざわざ足元にやってきてごろごろして足にすりすり。人なつこい神社猫である。

筆者紹介─荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走りながらネコを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影のネタ帳 シーン別ベストショットの撮り方』（MdN）、『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフが上手くなる本』（翔泳社。共著）、『東京古道散歩』（中経文庫。2010年4月27日発売）。twitterアカウントはogikubokei。ときどき猫動画をアップするYouTubeのアカウントもogikubokei。

＊次回は2010年6月4日掲載予定