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Windows 7のタッチを活かす

世界最軽量の「直感」タブレットPC Let'snote C1登場!

2010年06月15日 00時00分更新

文● 廣田稔/ASCII.jp編集部、写真●篠原孝志(パシャ)

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安心できる「Let'snote」印のハードウェア

 もちろん「Let'snote」の名を冠するからには、ほかのシリーズと同じ特徴を兼ね備えている。

 「軽量」では、12.1型以上の液晶を搭載するコンバーチブルタブレットPCにおいて世界最軽量を実現。本体サイズの割に、重量が約1.46kgなので、実際に持ってみると「あれ!? この大きさなのに軽い!」という印象を受ける。液晶ディスプレーを裏返した状態のC1を左腕に抱えて腹に付け、右手で操作していても、左腕にプレッシャーはかからない。

タブレット端末では厚くなりがちな液晶ディスプレーにもこだわった。デジタイザー基板(写真右)は0.5mm、LCDは0.21mm、タッチセンサーは0.7mmとかなり薄い

法人向けにはバッテリー充電器も販売する

2基のバッテリースロットを用意。ホットスワップにも対応する

 「長時間駆動」では、バッテリースロットを2基搭載し、パソコンを終了することなくバッテリーを取り替えられる(ホットスワップ対応)。バッテリー駆動時間は、標準で付属する1バッテリーで約6.5時間、オプションの2バッテリーで約13時間。例えば、バッテリーを2個以上用意すれば、各種展示会場での説明員など、電源アダプターを常時接続できない状況でも、バッテリーを交換することで途切れることなく連続してパソコンを使える。

 「タフさ」では、デスクの上からパソコンを落とした衝撃に耐えられるように「76cm動作落下試験」を実施。満員電車の圧力に押されても液晶ディスプレーが割れないように「100kgf加圧振動試験」も行なっている。さらにキーボード面に水をこぼしても内部に入りにくい「キーボード全面防滴」も採用した。

 以上のようにC1は、ビジネスの現場でもかゆいところに手が届き、本体もきちんと作り込まれている。手元にあるノートパソコンをC1に換えることで、円滑にビジネスを進められるようになるだろう。

 製品のラインアップには、店頭/直販/法人という3つのモデルがある。このうち直販であるショッピングサイト「マイレッツ倶楽部」ではOffice 2010プリインストールモデルが選択できる。ビジネスに必要なツールが最初から入っており「手間いらず」なので、購入の際はぜひチェックしてみてほしい。

Let'snote C1
項目 個人向けモデル マイレッツ倶楽部モデル 法人向けモデル
CPU 標準電圧版Core i5-520M vPro(2.40GHz)
インストールOS Windows 7 Professional
32ビット
Windows 7 Professional
64ビット
Windows 7 Professional
32ビット/XP Tablet PC Editionあり
HDD 250GB
メモリ 2GB(最大6GB)
ディスプレー 12.1型WXGA(1280×800ドット)
WiMAX 標準内蔵 個別対応
無線LAN 802.11a/b/g/n準拠
WWAN - -
Office2010 - -
バッテリー
駆動時間
約6.5時間
(2バッテリーで約13時間)
約5.5時間
(2バッテリーで約11時間)
約6.5時間
(2バッテリーで約13時間)
サイズ 幅299.2×奥行き226.5×高さ30.6mm/44.3mm
重量 約1.46kg
(2バッテリーで約1.67kg)
約1.47kg
(2バッテリーで約1.68kg)
約1.46kg
(2バッテリーで約1.67kg)
価格 オープン
(実売価格:20万円前後)
21万3950円から オープン

発売中の夏モデルにOffice 2010プレインストール版が追加

 5月に発売したレッツノート2010年夏モデルのうち、CF-F9/S9/R9の3モデルに「Office Home and Business 2010」を搭載したバージョンが追加された。先に発売されたOffice非搭載モデルに約2万5000円程度上乗せした価格で購入できるとのこと。最新マシンとともに、Officeも新バージョンで手に入れよう。


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