Twitter APIとGAE開発で便利なツール&ワザ (2/5)
2010年05月20日 11時00分更新
WebサービスでTwitter API開発をもっと便利に
Twitter APIを使った開発はこれまでに説明した方法でも十分始められますが、本格的な開発をするときにはぜひ利用したい便利なサービスもあります。
■Twitter API Viewer
Twitter APIを使った開発をするにあたって知りたいのは「実際にどんな結果が返ってくるのか?」でしょう。もちろん基本はTwitter API Wikiを読むことですが、実際の開発ではパラメーターを渡して動きを見たほうがずっと効率的です。そんな時に便利なのが、この「Twitter API Viewer」です。
Twitter API Viewer
http://twitool-box.net/api-viewer/
各種入力フォームから実際のパラメーターを渡してその結果を確認できます。ほぼすべてのAPIメソッドのテストができる点もさることながら、何よりすばらしいのは「XMLやJSONなど、各種フォーマットが選べる」点です。私自身も本連載の執筆中に何度利用したか分からないくらい、大変お世話になっているサービスですので、ぜひチェックしてください。
■JSONLint
本連載のサンプルでは、Twitter APIの結果のフォーマットとして「JSON形式」を利用しています。JSON形式はXML形式に比べてJavaScriptとの親和性が高く、何より「データサイズが少なく済む」点ですばらしいフォーマットですが、「視認性が低い」のが泣き所です。XMLのように「閉じタグ」が存在しないため、JSON形式が正しいのか正しくないのか、判断が非常に難しいです(特に自分でJSON形式のデータを作る場合)。そんなときにオススメなのがこの「JSONLint」です。
JSONLint
http://www.jsonlint.com/
JSONLintは、テキストボックスに入力した文字列がJSONとして正しいか検証します。エラー部分を表示してくれるだけでなく、インデント付きで見やすくフォーマットしてくれるのもうれしいところです。Twitter APIに限らず、JSON形式を扱うときには必須のツールと言っていいでしょう。