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ドコモの夏はスマートフォンが熱い

フルキー付きケータイ(?)+スマートフォン3台、徹底レポ

2010年05月19日 17時00分更新

文● ヤシマノブユキ

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操作も中身も完全にiモード端末そのもの

 内蔵のウェブブラウザはあくまでiモード端末のフルブラウザなので、表示互換性はそこそこといったレベル。横全画面表示は可能(ちなみに画面解像度は854×480ドット)。タッチ操作には対応していないが、キーボード中央手前のスティックポインターでマウスカーソルを操作できる。

スティックポインターでカーソルを操作。画面の端まで行くと自動スクロール。リンクのクリックはEnterキーで操作する

 iモード端末なので当然ながらケータイサイトやiモードメールも利用できる。表示はサイトの作りに大きく依存する。例えば、フラッシュで作られたサイトは横幅が決められているため、このような見え方になるが、テキストベースのサイトであれば全画面表示になる場合もある。

横幅が固定されているケータイ専用サイトの場合、写真のように画面右側に表示される

 GPSは非搭載だが、iアプリのGoogleマップで現在位置を調べてみたところ基地局からの位置情報を検出し、現在位置をほぼ正確に特定できた。1、3キーでズーム、0キーで現在位置の特定が可能な点は普通のケータイと同様の操作性だ。

地図はキーボード中央手前のスティックポインターで滑らかにスクロールできる。ちなみにケータイのソフトキーの機能はF1、F2キーに割り当てられている

 無線LAN経由で他の機器をインターネットに接続できるようにする「アクセスポイントモード」に切り替えている間は、ネットサーフィンなどの通信はもちろん、テキスト編集などのオフライン作業も一切行なえない。これは他の「アクセスポイントモード」対応端末も同様。

 ちなみにアクセスポイントモード利用時の同時接続機器数は今回の夏モデルから最大4台まで接続できるようになった(従来は1台)。外部機器を接続した場合の「パケ・ホーダイ ダブル」利用時の上限額も従来の1万3650円から1万395円に下がっている。

アクセスポイントモードを用いることで、N-08Bをモバイルルーター的に利用できる

 ケータイなので電話の機能も持っている。電話をかける場合は、待受画面で数字キーを押し、続けて発話キーを押す。画面上部にマイク、本体手前にスピーカーがあり、両手に持ったまま顔から離して通話できるが、当然周囲に会話の内容が漏れるので別売のイヤホンマイクを使うのが現実的。

当たり前だが通話もできる。画面右隣にある33万画素のインカメラは主にテレビ電話用

 PCに事前に専用サーバーソフトをインストールしておくと、外出先からN-08BでPCにあるファイルを閲覧、編集可能。エクセルの編集時などはセルを拡大し、入力できる。専用サーバーソフトはWindows 7のみに対応する。

PCをリモートで操作することも可能

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