
今夏のソフトバンクが掲げたキーワードは「Twitter」(関連記事)。発表された20機種中、音声端末14機種にTwitterウィジェットやTwitterアプリがプリインストールされる。
孫社長のプレゼンテーションでは、ケータイからTwitterを利用するユーザーが、iPhoneに比べて少ないことが指摘されていたが、専用のウィジェットやアプリを搭載することで、ケータイからの積極的な利用を促したい狙いだ。機能面ではハイビジョン動画の撮影に対応するモデル、送受信最大54Mbpsの無線LANに対応したモデルが目立つ。夏モデルならではの防水にも9機種が対応する。ここでは上位5モデルを詳しく紹介する。
HDムービー撮影に対応した
シャープ「AQUOS SHOT 945SH」

AQUOS SHOTのHDムービー撮影対応モデルがこの「945SH」だ。外観はスタンダードな感じで、どんなシーンにも合うデザインと言える。冬モデルの940SHと同じように1.4型の大きなサブディスプレイを搭載し、二軸ヒンジの折りたたみ型。さらに防水/防塵仕様のため、アウトドアでも安心して使える。
1280×720ドットのHDムービーを撮影できるので、大画面テレビやPCで映像を再生するのに最適だろう。端末自体にHDMI端子を搭載しているので、別売のケーブルを使ってテレビに接続し、そのまま動画が見られる。またシャープの液晶テレビ「AQUOS」とは「AQUOSファミリンク」を使って操作できるため、HDMIで接続したあとは、テレビのリモコンでケータイの動画を選ぶことも可能だ。
おもしろい機能としては「ゴルフビデオカメラ」がカメラメニューに用意されており、ゴルフのスイングを連続撮影してフォームを確認するのに便利だ。斜めから撮影した画像を正面から見たように加工する「ショットメモカメラ」も用意されている。
夏モデルのハイエンド機らしく、無線LANに対応する。「スピンぐるメニュー」がソフトキーに割り当てられるなど、従来のAQUOS SHOTから細かく改良が施されている部分もある。ソフトバンクの主なサービス・機能にほとんど対応した、「全部入り」ケータイでもある。
