「百聞は一見にしかず!」を体現する映像コンテンツを収録
さて、基本的なポイントをチェックしたところで、こんどは本製品の特徴に注目してみよう。ブレーンシリーズでは、カラー液晶を搭載して各コンテンツの解説がわかりやすい。本製品も例外ではなく、5インチ(480×320ドット)のカラー液晶を搭載しており、図鑑などを参照する場合に容易に理解できる。
また、本製品最大の特徴ともいえるのが、動画コンテンツ。「NHKエディケーショナル」「ナショナル ジオグラフィック」「ブリタニカ国際大百科事典 Quick Search Version」などの動画コンテンツが合計100点収録。NHKエディケーショナルの25点の古典&漢文をナレーション付きで視聴できるほか、ナショナル ジオグラフィックからは環境と自然、宇宙、国と人、動物の4ジャンル60点を収録。ブリタニカ国際大百科事典 Quick Search Versionは、アポロ11号の月面着陸やDNAハチドリの生態といった15点を閲覧できる。言葉で説明されてもイメージが難しい事柄も、文字通り一目瞭然となっている。
対応コンテンツをこなして検定試験をクリア!
資格検定に対応した、学習用のアプリケーションを収録している点も、本製品の魅力だ。
収録しているのは、旺文社の「英検トレーニング」と、学研の「新TOEICテスト完全攻略 for Brain」、アスク出版の「書いて覚える 漢検ドリルDX」の3つ。英検トレーニングは、複数の対策本からピックアップした問題がランダムに出題。穴埋めやリスニング、単語帳など、1~5級まで幅広く対応する。一方、新TOEICテスト完全攻略では約9600問を収録し、実力診断や模擬試験で英語力を確認できる。また、漢検ドリルは、読み・書き取り・熟語・部首・などジャンル限定してクイズ形式で出題する「漢字ゲーム」、フルテスト(120問60分)や1/2テスト(60問30分)など本番さながらに挑戦できる「漢字テスト」を用意。2~5級までをカバーしている。筆者も実際にチャレンジしてみたが、思わず時間を忘れてムキになるほど熱中してしまった。文筆業の端くれとは思えない惨憺たる結果に終わったため、結果は割愛させていただく(笑)。
ほかにも、「TOEICテストの英文法」、「読めそうで読めない漢字」、「ああ勘違いの日本語345」、「大人のIQテスト」といったコンテンツも収録し、楽しみにながら知識を習得できそうだ。