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au夏モデルからカシオ、ソニエリ、日立、東芝の注目モデルをフォトレビュー

KCP 3.0端末はとてもサクサク! 防水だけどゴツくない!

2010年05月17日 22時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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超高輝度PLASMAフラッシュ搭載
ソニー・エリクソン「Cyber-shotケータイ S003」

 S003は前機種「Cyber-shotケータイ S001」を彷彿させるスライドのデザイン。しかし世界初の「防水スライド」だ。カメラのレンズカバーはチルトダウン式に変わり、開閉時のスライドカバーの段差をなくす、というソニエリらしいデザインのこだわりが見られる。

 そのカメラ機能は1209万画素のCMOSセンサーを搭載。レンズには反射を抑え、鮮明な写真が撮影できる「両面マルチARコート付光学ガラスオーバーレンズ」を採用する。従来のフォトライトよりも約48倍明るい「PLASMAフラッシュ」は、暗所撮影に有効だ。さらに「マジカルショット」と呼ばれるエフェクトメニューが加わり、トイカメラモードなど、5つの効果撮影を用意している。

 なお本機もCA005同様に、前機種の有機ELから、3.2型フルワイドVGAのTFT液晶を搭載している。


カラーは全4色。写真はクリスタルホワイト。ほかにフラッシュピンク、レーザーブルー、メタリックチャコールがある

チルトダウン式のレンズカバー。カバーを下に降ろすと、その下の部分がくぼんでいるのがわかる。レンズの上にあるのがPLASMAフラッシュ。その左にある丸い部分は自分撮り用の小さいミラーだ

サイドにはシャッターキー、写真の再生キー、TVキーが配置されている

バッテリー部分を守る防水カバーは爪が2つあるタイプ。同じソニエリ「S004」とも少し違うあたりにこだわりを感じる

「マジカルショット」はトイカメラ風に撮影するほか、「ミニチュア」「キラキラ」「ポップアート」「ビューティーアップ」の5項目が用意されている

フォトビューアも便利。個人検索機能や、タイムライン(日付順)表示機能がある

キーパッドを簡単に交換できる
日立「beskey」

 「セレクトキーパッド」と呼ばれる機構を採用しており、キー全体を外して、交換できるユニークなケータイ。形状はスタンダードな折りたたみ型で何気ない外観だが、片手でスムーズにケータイを開けるように工夫している。

 キーパッドの交換は、バッテリーカバーを外すのに似ていて、キーパッド全体を下に押す。ディスプレイの下、ヒンジ部分の隙間に爪を入れて行なうとより外しやすい。キーパッドをはがしても防水仕様なので安心だ。取り外しができるからといって、入力時の感触に違和感を覚えるようなことはなかった。

 なお3つのパネルは標準で付属し、「Waterdrop key」は両手の親指で打つ“両手打ち”派に、「Float key」はキーを1つずつ親指で押す“決め打ち”派に、「Wave key」は親指をキー面に接触したまま滑らすように打つ“流し打ち”派にそれぞれ適しているという。

 もうひとつ面白いのが「ルミナスサイン」と呼ばれるフロントパネルのイルミネーション。178パターンのアニメーションを用意している。また、キーバックライトも「ルミナスキーライト」と呼ばれる7色を選ぶことが可能だ。


キーパッドは3種類が標準付属で、ユーザーの好みで交換できる。左から「Waterdrop key」「Float key」「Wave key」。それぞれキーの形が違うものの、押し心地はどれも悪くない

キーパッドを少しずらした状態。ヒンジの下が白くなっているのが、ちょうどキーパッドの下の部分が見えているところ

裏側の8.1メガカメラ。AF、手ぶれ補正モードを搭載し、笑顔検出オートシャッター機能も備えている

ルミナスサインの画面。これはサルだろうか。他にも犬の顔が現れたり、花火やハートなども表示する

ルミナスキーライトと呼ばれる、キーイルミネーション。キーの形状によっても見え方が変わる。7色を点滅させることも可能だ

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