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ここが変わった! 早わかりOffice 2010特集 第2回

Word 2010、Excel 2010、IME 2010の新機能はこれだ!

2010年05月18日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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テキストのデザイン

テキストのデザインを変更できる

「ホーム」→「フォント」から、テキストのデザインを変更できる

 テキストのデザイン変更の自由度が向上した。Word 2007以前では、テキストのデザインはフォントの種類や大きさを変更したり、色を変えるぐらいしかできず、特殊なデザイン効果を与えるには「ワードアート」を使う必要があった。しかしWord 2010では、テキスト自体にデザインを指定して、輪郭を強調したり、影や光彩などのデザイン指定ができるようになった。


図のアート効果

 文書に挿入した画像に、画像編集ソフト並みのさまざまな効果を与えられるようになった。

挿入した画像の画調を変化させられる「アート効果」

挿入した画像の画調を変化させられる「アート効果」。画像を選択して「書式」→「調整」の「アート効果」から効果を選択する。画像効果はリアルタイムでプレビューできる

 Word 2007では、挿入した画像の明るさやコントラストを変更したり、画像全体の色調を変化させる程度の効果しかできなかった。Word 2010ではそれらに加えて、「アート効果」機能が搭載された。アート効果では、画像にぼかしをかけたりブラシ処理をしたりといった、画像編集ソフトに搭載されている「フィルター」のような効果を与えられる。


ミニ翻訳ツール

 文書内のテキストをポイントすると、その場所に翻訳結果を表示する。

 Word 2007にも翻訳機能は搭載されているが、「リサーチ」を使って翻訳結果を別ペインに表示していた。Word 2010では「ミニ翻訳ツール」を有効にしておくと、単語や段落を文書上で翻訳できる。

「ミニ翻訳ツール」を有効にする

「校閲」→「翻訳」で「ミニ翻訳ツール」を有効にする

単語をポイントすると、ツールバーが表示される

単語をポイントすると、ツールバーが表示されるので、そちらをポイントすると翻訳結果が表示される


同時編集

 Office 2010全体の目玉機能に、コラボレーション機能の充実がある。SharePointまたはWindows Live経由で、複数のユーザーが文書を同時編集できるようになった。Word 2010も共同作業が可能で、複数のユーザーが同時編集した場合、各ユーザーが編集している段落ごとに、排他制御がかかる仕様になっている。

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