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ガラケーはやっぱりスゴイ! ケータイの機能をとことん調べてみた 第17回

サブディスプレイで情報をチェックするならどのケータイ?

2010年05月17日 16時00分更新

文● 小林 誠、ASCII.jp編集部

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P-01Bと934SHが群を抜く充実度!

 表の項目のうち「画面の明るさ調整」には「輝度調整」を含んでいる。また「独自の情報表示」は、通常の日時、電話の着信、メールの受信表示は以外の機能、という意味だ。

 サブディスプレイが図抜けて大きいP-01Bと934SHが、他機種を圧倒する充実ぶりだ。とくにP-01Bはメインディスプレイ級にキレイな表示で驚かされる。とにかくキレイで見やすい。ただし「表示はできても操作できない」機能もある。

 一方の934SHは、その画面の大きさがメインディスプレイ級。P-01Bと違って、表示できる機能は最初からサブディスプレイ用なので操作面では有利。ただし1色なのでP-01Bと比べ、見づらい場合もある。それでは各機種のサブディスプレイを詳しく紹介しよう。

  サイズ 画面切替 明るさ調整 常時表示 表示可能な独自情報
ドコモ「SH-06B」 0.9型 × × 特になし
ドコモ「P-01B」 2型 iチャネル、カメラ、ワンセグなど
au「SH006」 1.4型 × 歩数計、号外ニュース、LISMO
ソフトバンク「934SH」 3型 × UVチェック、メモ、ニュースなど
ソフトバンク「841P」 0.77型 × × 特になし

充電時は1時間時計が表示される
NTTドコモ「SH-06B」

 表を見ると常時表示の項目に「△」がある。これは「充電時に時計を1時間表示しつづける」機能があるため。常時とはいえないが、かなり長い。しかもこの地味な機能、サブディスプレイをパッと見て時計が表示されていなかったら、充電開始から1時間経っている=実用的な状態で充電されている、とわかるので意外と便利だ。

充電後ちょうど1時間、時計が表示され続ける

サブディスプレイに表示できる機能は無限!?
NTTドコモ「P-01B」

 自由度の高さではトップ。メインディスプレイで表示しているワンセグやアプリをそのままサブディスプレイにも表示できるのだ。もちろん操作は制限されるか、そもそも不可能かのどっちかだが、「表示するだけ」でよければほぼ何でも楽しめる。

 実用性を考えると、iチャネルやiコンシェルの情報表示が便利。次にカメラ。ケータイをいちいち開くことも、ディスプレイを反転させることなく撮影できる。ズーム、AF、ライトの点灯まで可能だ。アプリのグーグルマップをメインディスプレイに表示していると、閉じても地図を表示できる(現在地も検索する)。画面の明るさも5段階で調整可能。

P-01Bのサブディスプレイは、メインのディスプレイに表示できるモノであれば、基本的になんでも表示できる

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