2008年3月末に建て替えのために一時営業を中断していた秋葉原ワシントンホテルが、装いも新たに5月15日に復活した。
建て替えられたホテルは、地下1階、地上14階建てで、シングル354室とツイン15室(内1室はハンディキャップ対応)の合計369室。ホテルは3階から上のフロアとなっており、1階は、エントランスとドコモショップ、32台収納可能な駐車場、2階には、ファミレスのデニーズと奄美・鹿児島・沖縄料理の麹蔵のテナントが入っている。
リニューアルしたシングルルームは、以前の11㎡から少し広くなって15㎡へ、宿泊料金はシングルルームAの1人利用が1万3000円、同Bが1万4000円となっている。また、15室用意されているツインルームは、21㎡で1名で利用しても2名で利用しても2万3000円となっている。
さらに、最上階13階と1つ下の12階の2フロアには“快眠ルーム”(25000円)と名づけられたツインルームが1室ずつ合計2部屋用意されている。
この快眠ルームは、通常タイプのツインルームよりゆったりした造りとなっているほか、室内設備として20分間かけて徐々に照明が落ちていくといったギミックの仕掛けられた睡眠環境システムやバスルームにプロジェクターポットなどが用意されている。
このほか、以前人気となっていた、デイユースプランも健在で、シングルルームを12時から18時までの6時間利用で、料金は6500円となっている。
シングルルームが広くなったほかにも、バスタブが一回り大きいサイズの採用やフロア共通エアコンから部屋ごとの個別エアコンへの変更など、建て替えによって以前にもましてグレードアップしている。このほか、ワシントンホテルチェーンのなかでも、秋葉原ワシントンホテルのみで行なわれる企画サービスに、声優の卵によるモーニングコールサービスの実施と鉄道ルームの設置が用意されている。
まず、声優の卵によるモーニングコールサービスだが、東京アニメーター学院とのコラボレーション企画で、同学院の生徒によるモーニングコールメッセージを月代わりで用意するというもの。
次に、鉄道ルームだが、こちらは6月15日からオープン予定の鉄道ファン向けの一室。室内には本格的なNゲージ用のジオラマが設置されている。この部屋に宿泊する人は、自身の所有するNゲージを持ち込んで、心行くまで走らせることが可能だ。
少々前置きが長くなってしまったが、新生秋葉原ワシントンホテルの館内設備や客室の様子を写真でご覧いただこう。
チェックインカウンターの向かいには、15分100円で使えるインターネット接続されたPCやプリンターなどがおかれたビジネスコーナーも用意されている。また客室で利用可能な貸し出しノートパソコン(1日1000円)の用意もあるという
宿泊客以外も利用可能な直営レストラン“BONSALUTE CAFE”では、ディナータイム以外にも、7:00~10:00(日・祝は11:00まで)まで、1100円の朝食ブッフェやカレーやスパゲティなどが1000円で食べ放題となるランチブッフェ(11:30~14:30)などが用意されている
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