3人の歌姫がそれぞれのセンスで痛車をデザイン!
ゴールデンウィーク直前に、痛車雑誌「痛車グラフィックス」の編集長より連絡があった。「凄いクルマが痛車になってるんだけど、見に来ませんか?」と。なんでもフェラーリやポルシェがベースだという。そのうえ、デザインは有名歌姫(声優)がしているというのだから、取材に行かないワケがない。
ゴールデンウィークまっただ中の5月3日、それらの痛車がやってくるという渋谷のO-EASTに向かった。
なぜ、痛車がライブハウスのO-EASTに来るのか? 察しのいい読者ならお気づきの通り、この日は美少女ゲームメーカーの「ぺんしる」による「PENCIL LIVE 2010」が開催されており、このライブに出演する歌姫、KOTOKO、榊原ゆい、桃井はるこの3人が今回の痛車(痛単車)のデザインをしたのである。これは、ぺんしる創立10周年と痛車グラフィックスのコラボレーション企画だったのだ!
ライブの様子は次号の痛車グラフィックスを読んでもらうとして、ASCII.jpでは痛車を紹介しよう!
KOTOKO with Porsche 911(Type996) カブリオレ
まずはポルシェ! それも911のカブリオレである。同じオープンでもボクスターではなく、あえて911にこだわっている。先日のSUPER GTで惜しまれつつ退役したミクポルシェと同じ(関連記事)、996モデルの前期型だ(ミクポルシェは次戦より997モデルとなる)。
SDキャラでカワイイ感じにコーディネートしたいというKOTOKOの要望に応えて、彼女自身のイメージキャラと、ぺんしるのブランド“ぱじゃまソフト”から8月に発売予定の美少女ゲーム「プリズム☆ま~じカル」からライカというキャラクターをボンネットに乗せた。ベースデザインは彼女が唄う同作品の主題歌「幻想の宝石」をイメージしており、音符や星が散りばめられたものになっている。
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