初心者にやさしいグラフィカルなUI
ユーザーインターフェイスはアイコンベースのグラフィカルなものになっており、本体背面のダイヤル(コントロールホイール)を回すことで、機能や項目の選択などを行なえる。
撮影機能では、本体を縦や横に振ることでパノラマ写真が撮れる「スイングパノラマ」機能を搭載。サイバーショットに搭載されている機能だが、NEX-5/3ではより広い範囲の撮影(水平に149度→226度、垂直に106度→151度)が可能だ。
さらに、3Dに対応した「3Dスイングパノラマ」機能も今後搭載する(7月のアップデートで提供予定)。3D BRAVIAと接続することでパノラマ写真を立体視することができる。
そのほか、「オートHDR」や「Dレンジオプティマイザー」、「おまかせオート」、「スマイルシャッター」「クリエイティブスタイル」といった、同社のα、サイバーショットではおなじみの機能も搭載する。
アクセサリーシューは独自形状
レンズは3種類を用意
記録メディアはメモリースティック PRO デュオ/PRO-HG デュオとSD(SDHC)メモリーカード、SDXCメモリーカードに対応。
本体上面のアクセサリーシューは独特の形状になっており、αのストロボなどは利用できない。その代りにNEX-5/3ともに、専用のストロボが同梱される。そのほか別売で光学ビューファインダー「FDA-SV1」(希望小売価格2万3100円)やステレオマイク「ECM-SST1」(同1万2600円)も用意される(6月発売)。
レンズは16mm F2.8の単焦点薄型広角レンズ(6月24日発売、希望小売価格3万1500円)と、18-55mm F3.5-F5.6の光学3倍標準ズームレンズ(6月3日発売、同3万6750円)、18-200mm F3.5-F6.3の高倍率(光学11倍)ズームレンズ(2010年秋発売、同9万9750円)を用意。
さらに広角レンズ用にワイドコンバーター「VCL-ECU1」(2010年秋発売、希望小売価格1万3650円)と魚眼コンバーター「VCL-ECF1」(6月発売、同1万5750円)が用意されている。
レンズキットとしては、薄型広角レンズ付属の「NEX-5A」(予想実売価格は8万円前後)「NEX-3A」(同6万5000円前後)と、標準ズームレンズ付属の「NEX-5K」(同8万5000円前後)「NEX-3K」(同7万円前後)、両方が付属する「NEX-5D」(同9万5000円前後)「NEX-3D」(同8万円前後)の3パターンが用意される。なお、ボディのみの販売は行なわない模様。