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iPhone/iPodでAVアンプを操作!「VSA-1020」

2010年05月11日 12時00分更新

文● 川添貴生/インサイトイメージ

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Bluetooth伝送の音質の劣化を防ぐ
「Sound Retriever AIR」

本体前面にある蓋を外すとUSB端子が現れる

本体前面にある蓋を外すとUSB端子が現れる

iPodを専用ケーブルで接続すれば、メモリー内の音楽を再生できる。テレビ画面上で選曲が可能なので、iPodの画面を見る必要はない

iPodを専用ケーブルで接続すれば、メモリー内の音楽を再生できる。テレビ画面上で選曲が可能なので、iPodの画面を見る必要はない

 iPhoneやiPod内に収められた音楽や動画の再生にももちろん対応している。製品にはフロントのUSB端子を使ってiPhone/iPodを接続するためのケーブルが標準で添付されており、別途オプションを購入する必要がないのは嬉しいポイントだろう。このUSBケーブルには映像出力端子もあるため、テレビなどで動画の再生も可能だ。

こちらは再生中の画面。アルバムアートが登録されていれば、テレビ画面上に表示される

こちらは再生中の画面。アルバムアートが登録されていれば、テレビ画面上に表示される

 再生や一時停止、選曲などは、テレビ画面上に表示されるUIで操作していく。VSA-1020/920のリモコンを使って操作できるため、手元にiPhoneやiPodを置いておく必要はない。またアルバムアートをテレビ画面上に一覧表示する「Cover List」機能も搭載している。

こちらはインターネットラジオを再生しているところ。BGMを流しておきたいときに重宝する機能だ

こちらはインターネットラジオを再生しているところ。BGMを流しておきたいときに重宝する機能だ

 インターネットラジオの再生にも対応している。デフォルトで24局がプリセットされているほか、ユーザーが追加することも可能だ。

記事掲載当初、プリセットは13局との記述がありましたが24局の誤りです。お詫びして訂正いたします(2010年5月11日)

 デジタル機器を接続するためのその他のインターフェイスとして、オプションでBluetoothアダプター(AS-BT100 実売1万円前後)が用意されている。これを利用すれば、Bluetooth対応のノートPCや携帯電話の音を出力できる。

Bluetoothアダプター「AS-BT100」(写真はPDX-Z10に装着)

Bluetoothアダプター「AS-BT100」(写真はPDX-Z10に装着)

 注目したいのは、Bluetooth経由で音声を転送する際に劣化した音質を補正する「Sound Retriever AIR」を搭載していること。もともとパイオニアでは、CDレシーバーである「PDX-Z10」などにおいて、MP3などの圧縮音源を補正する機能である「Sound Retriever」を搭載していたが、今回のSound Retriever AIRはそのBluetooth版だと言える。

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