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果たしてこれはスマートフォンなのか?

au初のAndroid端末「IS01」を写真で詳しくチェック

2010年05月03日 16時00分更新

文● オカモト/ASCII.jp編集部

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大きな画面に見やすい日本語フォント

 5型のディスプレイは960×480ドットで、NewモバイルASV液晶を搭載している。画面は基本的には常に横画面で利用する(ただし縦長の画面にしか対応していないアプリを起動した場合は縦表示になる)。解像度的にはドコモの「Xperia」でも480×854ドットなのでさらに上回る。なお本解像度に対応していないAndroidアプリでは画面の右側にメニューが表示される。

起動画面では写真のようなランチャーが表示される。アプリのアイコンはタッチによるドラッグ&ドロップでランチャーの別の場所やホーム画面などに自由に移動できる

3画面あるホーム画面上には、他のAndroid同様にウィジェットを置くことが可能。Twitterとmixi用のウィジェットは標準で用意されている

不要になったアイコンなどは画面の下に持っていくと穴のようなところに吸い込まれる。またホーム画面の右下のアイコンをタップすると起動中アプリ一覧が表示される。Windows的な感覚だが、Android端末を使いこなす場合は確かに便利

 標準のウェブブラウザについては、他のAndroid端末と同様にWebKitをベースにしているが、横960ドットという広さを生かし、PC用サイトをほぼ縮小することなく表示できるほか、メニューが画面の右側に表示されるなどIS01向けのカスタマイズも施されている。

 素晴らしいのは日本語フォント。シャープ製端末で用いられてきたLCフォントとは異なっているが、いずれにせよ大変読みやすい。なおマルチタッチによるウェブ表示の拡大縮小も可能だが、横解像度が十分な分、他のAndroid端末と比べても必要と感じる機会は明らかに少ない。

横960ドットの解像度で、ASCII.jpのトップ画面もほぼ収まっている。マルチタッチはそんなに使う機会はないだろう

左画面はブラウザ利用中にMENUボタンを押したときに表示されるメニュー。他のアプリとURL情報などを共有できるのはAndroid端末ならでは

ウェブブラウザはIS01の横解像度に対応しているが、一般のAndroidアプリなどを起動すると、右側にメニューが表示される

縦長表示にしか対応されていないアプリでは、自動的に画面が回転してしまう。IS01では少々使いにくくなるが、まったく使えないよりはいいだろう

 日本語変換システムもシャープ製の「ケータイShoin」ではなく、「iWnn IME SH edition」を採用する。変換精度については標準的といったところ。なお予測変換機能も用意されているが、PC的にすべての文字を入力してから変換した方が集中して文字を入力できるかもしれない(これも好みの問題だろう)。ちなみに国産端末らしく、絵文字の入力にも対応している。

予測変換機能のオンオフは設定メニューから行なえる。この辺は好みの問題だろう

絵文字もしっかり入力できる

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