大きな画面に見やすい日本語フォント
5型のディスプレイは960×480ドットで、NewモバイルASV液晶を搭載している。画面は基本的には常に横画面で利用する(ただし縦長の画面にしか対応していないアプリを起動した場合は縦表示になる)。解像度的にはドコモの「Xperia」でも480×854ドットなのでさらに上回る。なお本解像度に対応していないAndroidアプリでは画面の右側にメニューが表示される。
標準のウェブブラウザについては、他のAndroid端末と同様にWebKitをベースにしているが、横960ドットという広さを生かし、PC用サイトをほぼ縮小することなく表示できるほか、メニューが画面の右側に表示されるなどIS01向けのカスタマイズも施されている。
素晴らしいのは日本語フォント。シャープ製端末で用いられてきたLCフォントとは異なっているが、いずれにせよ大変読みやすい。なおマルチタッチによるウェブ表示の拡大縮小も可能だが、横解像度が十分な分、他のAndroid端末と比べても必要と感じる機会は明らかに少ない。
日本語変換システムもシャープ製の「ケータイShoin」ではなく、「iWnn IME SH edition」を採用する。変換精度については標準的といったところ。なお予測変換機能も用意されているが、PC的にすべての文字を入力してから変換した方が集中して文字を入力できるかもしれない(これも好みの問題だろう)。ちなみに国産端末らしく、絵文字の入力にも対応している。