このページの本文へ

スイッチは日本でも販売

米INTEROPでアバイアが新スイッチを披露

2010年04月30日 06時00分更新

文● 大谷イビサ/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 米アバイアは、4月25日から米ラスベガスで開催されているINTEROP 2010において、データネットワーク製品をお披露目した。アバイアになって初めてのノーテル系の新製品で、特にシャーシ型スイッチの「Ethernet Routing Switch 8800(以下、ERS 8800)」はワイヤレスインターフェイスを取り込んだユニークなスイッチになる。

 INTEROPで発表されたのはシャーシ型スイッチ「ERS 8800」とIEEE802.11n対応の無線LAN製品「WLAN 8100」、SIPゲートウェイ「Advanced Gateway 2330」、統合管理ツール「Unified Communications Management」など。

 このうちもっとも注目したいのが、旧称「Passport 8600」で知られたERS 8600の後継機種にあたる「ERS 8800」だ。ERS 8600はSMLT(Split Multi-Link Trunking)という冗長化やネットワーク仮想化の機能をいち早く搭載し、日本では大学のコアネットワークでの採用が多かった。

グリーン効果の高いスイッチファブリック「8895SF」

3スロットを抱える「8003R」のシャーシ

 新機種のERS 8800は、ソフトウェアがネットワーク仮想化に最適化され、管理もシンプルになったという。50%増しのメモリ、1.3GHzの高速CPUを採用しながら、1/3の電力削減を実現した新しいスイッチファブリック「8895SF」が提供された。また、200Gbpsの大容量を持つ3スロットの「8003R」というシャーシも登場した。最大の特徴は、有線LANだけではなく、コントローラを接続することで無線LANでも容易に使えること。管理が統合化されるため、重宝されそうな機能だ。

 会場にいる米アバイアのジェイク・パワー氏に電話で聞いたところ、アバイアCEOのケビン・ケネディ氏がINTEROPで行なった基調講演では、データネットワーク系の製品への投資を今後も続けることがあきらかにされ、ロードマップも示されたという。アバイアに組み込まれたノーテル系製品は高い可用性を実現する「Always-On」、エネルギー効率をよさを追求した「Efficient」、柔軟な拡張を可能にする「Scalable」の3点を重視して開発され、プラグ&プレイのコミュニケーションを実現する。近い将来、「VPS 9000」というよりハイエンドなコア向けプラットフォームが登場し、無線LANと有線LANの統合もますます浸透。PoE+や40GbEや100GbEのインターフェイスも予定されている。さらにスイッチは日本でも発売される見込みになっているとのことで、楽しみだ。

■関連サイト

カテゴリートップへ

ピックアップ