日本の時計ショップで売られている腕時計のうち、外観が丸くないものはどれくらいあるだろうか? さらに文字盤の色でいえば、白か黒、もしくは白から黒に至るグラデーションカラーを採用しているものが多い。ここにシルバー系とゴールド系を加えれば、90%以上の腕時計はこのデザインの範囲に収まってしまうだろう。
筆者の腕時計コレクションを全部出して眺めて見ても、外観が円形ではなく、文字盤の色が黒/白/グレー/シルバー/ゴールド以外の腕時計は、今回ご紹介するものだけだ。普通の枠から外れたデザインに思わず衝動買いしてしまったのは、著名なプロダクトデザイナーとのコラボが売りというシチズンの「INDEPENDENT × yoshio kubo」だ。
INDEPENDENT × yoshio kuboは、久保嘉男氏がデザインを担当した。テーマは「ミリタリー&エレガンス」。文字盤は艶消しの迷彩グリーンで、ケースとブレスレットもマットブラックという、かなりの「戦闘力」を期待してしまう外観だ。
本来のINDEPENDENTシリーズは、エレガントさの中にも、シャープなイメージを打ち出しているモノが多い。しかし、INDEPENDENT × yoshio kuboはシャープを通り越して、ヘビーデューティーかつミリタリーというイメージの打ち出しに成功している。
「戦略的衝動買い」とは?
そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。
それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである。
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