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できる新社会人になる! デジタルライフハック特集 第3回

電子辞書で漢字や英語、経済用語まですばやく検索!

2010年04月28日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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手のひらサイズでも操作性、一覧性は上々

SR-G6001M

今回使用したのは、セイコーインスツルの「SR-G6001M」。手のひらサイズのコンパクトな製品だが、豊富な辞書と名刺管理機能を備える

 電子辞書にはさまざまなサイズの製品があるが、今回は常にポケットに入れておいても邪魔にならない、コンパクトサイズの「SR-G6001M」を紹介しよう。サイズは幅116.2×奥行き78.2×高さ11~19.5mm、重さは約152gと小さく軽い。ディスプレーには4型のTFT液晶パネルを搭載している。価格はオープンプライスで、直販価格は2万9800円。

iPhone 3GSと並べて

iPhone 3GSと並べて。サイズは一回り大きい程度で、ポケットの中にも余裕で入る

左側面

左側面にUSB端子とSDメモリーカードスロットを備える

右側面

右側面にはヘッドフォン端子と音量調節ダイヤルを搭載

 ハンディサイズなので、ノートパソコンと比べると画面が小さく感じるかもしれないが、解像度は640×480ドット。iPhoneの3.4型/320×480ドットと比べると、ずいぶん広い。表示文字数は5段階に変更でき、文字のサイズを12ドットにすると106文字×34行、48ドットにすると26文字×8行を表示できる。標準設定は24ドットで52文字×16行だ。

ディスプレーは文字の見やすいモノクロ型

ディスプレーは文字の見やすいモノクロ型。キーは小さいが、単語入力程度なら問題ない

 画面はケータイとは段違いの一覧性で、情報量の多いコンテンツも気軽に閲覧できる。輝度の高い液晶ディスプレーよりも見やすく、目に負担がかからないのもいい。

液晶の解像度は640×480ドット。左から文字サイズ24ドット、48ドット、12ドット

 キーボードはQWERTY配列になっており、パソコンと似た感覚で入力できる。SR-G6001Mはコンパクトタイプなので、キーピッチは10mmと小さい。とは言え、慣れればタッチタイピングとはいかないまでも、そこそこ素早く入力できる。電子辞書は長文を入力するわけではないので、これでも問題はない。ボディーの剛性感は高く、強めにキーを押してもたわむようなことはない。

コンパクトながら打ちやすいキーボード

コンパクトながら打ちやすいキーボード

 使い方はとても簡単だ。まず、キーボード上部に並ぶコンテンツボタンを押して辞書を開き、調べたい単語を入力する。外国語はそのまま、日本語はローマ字入力で、1文字入力するとごとに候補が絞り込み表示される「インクリメンタルサーチ」機能を備える。目当ての単語が表示されたら、矢印で選んで「決定」ボタンを押せばいい。結果は一瞬で表示される。

辞書の選択はワンタッチ

辞書の選択はワンタッチ

入力するごとに候補が絞り込まれる

入力するごとに候補が絞り込まれる

簡単に目的の情報をゲット

簡単に目的の情報をゲット


百科事典や経済新語辞典からビジネスや
英語メールの書き方まで収録する

 SR-G6001Mは同社の電子辞書の中でもミドルレンジの製品だが、それでも収録しているコンテンツは膨大だ。「ジーニアス英和大辞典 用例プラス」「オックスフォード現代英英辞典 第7版」などから、「ビジネス英語の最強フレーズ」や「英文ビジネスeメール実例集 Ver. 2.0」など、ビジネスで使えるコンテンツも充実している。

 「経済新語辞典」や「日経ビジネス アソシエ ビジネスキーワード」では、ビジネスや経済のキーワードを調べられる。電話で話している時に「アカウンタビリティ」のような横文字を言われて意味がわからなくても、ほかの話題の最中にささっと調べてしまうこともできる。

ブリタニカ国際大百科事典

「ブリタニカ国際大百科事典 電子辞書対応小項目版」では、画像入りの説明が読める

日経ビジネス アソシエ ビジネスキーワード

「日経ビジネス アソシエ ビジネスキーワード」は、目次から書籍のように読んでビジネスワードを勉強できる

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