マイクロフォーサーズ規格の第1弾デジカメとして、昨年センセーショナルなデビューを飾った「LUMIX DMC-G1」。そのG1がモデルチェンジし、「DMC-G2」となって本日発売された(ボディのみで実売8万円前後)。今回実機を触る機会を得たのでレビューを掲載する。
基本スペックにはあまり変化はないが、使い勝手部分の向上が著しい
カラーは赤、青、黒の3種類から選択可能。一眼レフをまま小型化したスタイルはG1とほぼ同じ。背面液晶モニターも可動式だ。なお、14-42mmのレンズが付属するキットは実売9万円前後
基本スタイルと機能はG1を踏襲しつつ、見た目の印象としては変化は少ない。だが、ボタンやダイアルの位置が変わっているなど、細かい部分で変更がある。最大の特徴は背面の液晶モニターで、3.0型(46万ドット)とサイズは変わらないがタッチパネルに置き換わっている。
前面(左)には動画機能を示す「HD」のロゴが付いた。設定変更を行なうダイアルは背面側(右)に移動。設定を素早く呼び出すための「Q.MENU」(クイックメニュー)も背面側に移動し、ボタンが増えた
上面には動画と「おまかせiAオート」への切り替えボタンが備わった
動画専用の記録スタートボタンが新設され、いつでも動画撮影が可能になっている。また同様に「iAボタン」が用意され、モードが何になっていてもフルオートへ簡単に切り替えができる
フォーカスの切り替えは左側に集中。マニュアルフォーカスの切り替えやAFのモード切り替えが簡単に行なえる