4月26日、NECはIAサーバー「Express5800シリーズ」のSOHO/小規模オフィス向けサーバー「Express5800/Gモデル」において、省エネ、省スペースを実現する新機種を発表。同日より販売開始した。
ラインナップは、1Wayタワーサーバー「Express5800/GT110b」、スリムサーバー「Express5800/GT110b-S」、および水冷スリムサーバー「Express5800/GT110b-S(水冷)」の3モデル。
「Express5800/GT110b」は、本体サイズが幅175×奥行き418×高さ364(mm)と、先に登場した「Express5800/GT110a」に比べ約20%コンパクトになったエントリーサーバー。冷却ファンの回転を変動させる独自のファン制御技術や、ネジ部にクッション材としてゴムを配置するなど20~30dB台の静音性を実現しているのが特徴となっている。価格はCPUにCeleron G1101(2.26GHz)、メモリは1GB(最大16GB)、ディスク/OSレスなどの最小構成で4万8300円から。なお、G1101はCeleronシリーズとして初めてGPUを内蔵するモデルとなる。
「Express5800/GT110b-S」は、幅が93mmと省スペース筐体を採用するスリムサーバー。横置きでの安定稼働もサポートし、最大5kgまでのディスプレーを設置できるのが特徴だ。価格はCPUにPentium G6950(2.80GHz)、メモリは1GB(最大16GB)、ディスク/OSレスなどの最小構成で10万4790円から。
「Express5800/GT110b-S(水冷)」は、「Express5800/GT110b-S」と同じ筺体にNEC独自のモジュール化された水冷式冷却システムを搭載したスリムサーバー。価格はCPUにPentium G6950(2.80GHz)、メモリは1GB(最大16GB)、ディスク/OSレスなどの最小構成で12万7050円から。
