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いま旬のビジネスPC 第4回

最上位のCPUとGPU、加えてデュアルディスプレーを搭載

二画面ThinkPad W701ds、最強伝説を追う

2010年04月26日 09時00分更新

文● 花茂未来/インサイトイメージ

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デュアルディスプレーで作業性は高い

 ほかにはないThinkPad W701dsの特徴として、天板にサブディスプレーが収納されている点が挙げられる。これを引き出すことで、どんな場所でも「デュアルディスプレー環境」での作業が可能だ。

天板の内部にサブディスプレーが収納されている

 サブディスプレーは768×1280ドット(WXGA)表示に対応した10.6型で、CADや3DCG作成ソフトにあるツールパレットを配置できたりと、とても使いやすく感じた。また、参考資料としてウェブサイトやPDFファイルを表示しておくといった使い方も有効だろう。

 いくら高解像度のディスプレーでも、複数のウィンドウを表示すれば作業領域は狭くなる。メインディスプレーの1920×1080ドット(WUXGA)という表示領域をフルに生かせるというのは大きな武器である。

huey Proの画面

パームレストにはワコム製のデジタイザーを搭載し、付属のペンで操作できる

 また、Gretag Macbeth社製のカラーマネージメントシステム「huey Pro」を採用している点も特徴だ。これは周りの明るさ(環境光)を検知するセンサーを吸盤で液晶ディスプレーに取り付け、インストールしたツールで液晶ディスプレーのカラーキャリブレーションを行えるというもの。

 TinkPad W701dsでは、このセンサーを本体に内蔵しているため、huey Proを起動して天板を閉じるだけで手軽にキャリブレーションが行える。このおかげでNTSC比約100%の高精彩な液晶ディスプレーを常に最適な状態で使える。

 そしてパームレストにはワコム製の電磁誘導式デジタイザーを搭載し、ペンでの作図もできる。

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