シャープから、Blu-rayレコーダー機能内蔵の液晶テレビ「AQUOS DX3」シリーズが発表された。昨年9月に発売された「DX2」シリーズの後継で、新機種はLEDバックライトを採用。「LED AQUOS」の第3弾となる。
同社独自の「UV2A」技術を採用し、シネマコントラスト(BD/DVD再生時に全白信号での画面最大輝度と全黒信号での画面最小輝度の比。AVポジションは「ダイナミック」)500万:1という高コントラスト比を実現。年間消費電力量も従来比で30%以上削減した。
BDへの録画は8.5倍の長時間録画モードに対応し、2層(50GB)のBDメディアにフルハイビジョンのまま最長約36時間の録画が行なえる。
画像処理回路には「AQUOS高画質マスターエンジン」を採用。動き検出で画像をくっきりさせる「Wクリア倍速」のほか、LEDバックライトのオン・オフで残像感を低減する「スキャン倍速」を組み合わせることで、動画をくっきりと再現できるという。
さらに、周囲の明るさや照明色を検出して最適な画質に調整する「好画質センサー」を内蔵。そのほか、DLNA(DTCP-IP)対応のホームネットワーク機能も搭載する。
ラインナップは52V型の「LC-52DX3」(予想実売価格40万円前後)、46V型の「LC-46DX3」(同33万円前後)、40V型の「LC-40DX3」(同23万円前後)、32V型の「LC-32DX3」(同16万円前後)となる。なお、32V型以外はフルハイビジョンパネルとなる。発売日は32V型が5月20日、それ以外は6月10日となる。
なお、26V型の「LC-26DV7」(予想実売価格14万円前後)も5月20日に発売となる。DX3と同じくBDレコーダー機能を内蔵するが、バックライトは蛍光管となる。