通常のディスプレーアダプターとして利用可能
EZR601AVは送信機となる「PCアダプター」と、受信機となる「A/Vアダプター」の2つで構成されている。PCのUSB端子にPCアダプターを接続し、液晶テレビやディスプレーにA/Vアダプターを接続する。A/VアダプターにはHDMI入力とアナログRGB(D-Sub15ピン)入力、アナログ接続時のためのオーディオ入力が搭載されており、この2つのアダプター間が無線で接続されるわけだ。
スペックを見ていくと、解像度はHDMI接続時が720p、アナログRGB接続時が1400×1050ドットとなっている。もちろんワイヤレスでの音声出力も可能だ。
セッティングは、まずPCにドライバをインストールし、その上でPCアダプターを接続する。PCアダプターとA/Vアダプターはペアリングされた状態で出荷されるので、ドライバのインストールが終われば自動的にA/Vアダプターの存在が認識された。
PCアダプターとA/Vアダプターが接続されれば、後は通常の外部ディスプレーと同様に作業できる。Windows 7なら「画面の解像度」で外部ディスプレーとして表示されるので、解像度などはここで設定すればよい。また拡張ディスプレーとしてマルチモニタ環境で使うことも、複数のディスプレーで同じ内容を表示することも可能だ。
今回、HDMI端子経由で東芝の液晶テレビ「REGZA H8000」に接続したところ、解像度の選択肢として1366×768/1360×768/1280×768/1280×720/1280×600/1024×768/800×600ドットの選択肢が表示された。なお、1920×1200ドットの解像度を持つ液晶ディスプレーにアナログRGBで接続したところ、上限は1440×900ドットとなっていた。
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