7.御自分がリリースしてきたアプリを1本、コアなゲームファンにオススメするとしたら、どれでしょう?
正直あまりコアなゲームを作っていないので難しいところですが、やり込み度の高さ、攻略性の高さ、から考えると「PUZZERO」(価格:350円、iTunes Storeで見る)がおすすめです。計算ゲームでもあるので、計算が苦手な人は嫌うでしょうが、逆に克服するには最適だと思いますし、計算が楽しくなると思いますよ!
このゲームは本来、スタジオルーペのゲームの中では一番世界的に売れてもいいはずのゲームなので、ぜひもっと多くの方に知ってもらいたいです。
8.御自分がリリースしてきたアプリを1本、女子中学生にオススメするとしたら、どれでしょう?
「COLOR PAIRS」(価格:230円、iTunes Storeで見る)です。カラフルな2色の組み合わせを画面の中から素早く見つけるという単純だけど意外と難しいゲームです。遊び方を覚えるのは1秒! 子供からお年寄りまで幅広く受け入れられるゲームだと思います。
9.御自分がリリースしてきたアプリを1本、主婦の方にオススメするとしたら、どれでしょう?
「シンクロ・フィンガーズ」(価格:230円、iTunes Storeで見る)です。
僕が小学生の頃の母を思い返すと、その頃が一番、子供の面倒や家のことなどで色々神経を使い、ストレスの溜まりやすい時期だったんじゃないかと思います。ゲームは結構ストレス解消にもなるので、時間の限られた主婦でもワンゲーム30秒でサクっとできるこのゲームはオススメです。
集中力を高める効果もあり、結果、気持ちを落ち着かせる事もできます。子供と一緒にスコアを競って遊ぶのも楽しいかもしれませんね。
10.御自分がリリースしてきたアプリを1本、オランウータン(ある程度は知能のある生物)にオススメするとしたら、どれでしょう?
多分、指が大き過ぎて、知能以前に無理があると思いますが、「iQ mirror」(価格:無料、iTunes Storeで見る)をオススメします。その知能の高さを知らしめて世界中で注目を浴びてくれれば、僕のアプリも話題になって売れると思うので(笑)。iPad版のiQ mirrorをリリースする時は、「オラウータンでもできる!」をキャッチコピーにしたいと思います!
11.今後の抱負をお聞かせください。
世界で売れるゲームを作りたいです。日本でも売れていないのに上を目指し過ぎじゃないかと思われるかもしれませんが、自分の中で壁を作ったらそこが自分の限界になってしまうと考えています。目標は常に高く、常に世界を意識しています。2010年はもっとスタジオルーペの名前を世界に広げられるように、とにかくアプリを作り続けます!
12.最後に、弊誌読者に御自身のアプリをアピールしてください。
スタジオルーペのゲームはどれもシンプルなものばかりですが、それは決して内容の浅いものばかりではなく、どのゲームも自分なりの哲学を詰め込んで作り上げた深い作品ばかりです。ゲームを面白くする要素もとことん追求しているので、人それぞれ好みはあるにしても、ひとつくらいは面白いと思ってもらえるものがあると思います。
特に普段ゲームをやらない人にとっては最高の「ゲーム入門」だと自信をもって言えます。これ以上とないくらいシンプルなルールを意識して作っているので、子供からお年寄りまで、多くの方々に楽しんで頂ければありがたいです。どうぞスタジオルーペをよろしくお願いします。
