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「Server Expo」開催! PCI-Eを7本搭載したマザーを展示

2010年04月10日 23時53分更新

文● 池西 樹

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 本日10日(土)、CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にてシネックス主催のイベント「Server Expo」が開催された。インテル「Xeon」をはじめとしたサーバー/ワークステーション向けイベントだ。

CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原にてシネックス主催のイベント「Server Expo」が開催。インテル「Xeon」をはじめとしたサーバー/ワークステーション向けイベントとなる

デュアルLGA 1366マザーがお目見え
PCI Express x16スロットが7本も!

「Classified SR-2」

国内未発売のeVGA製LGA 1366対応デュアルCPUマザーボード「Classified SR-2」。チップセットに「i5520」+「ICH10R」を備えるサーバー/ワークステーション向けマザーと思いきや、eVGA製のマザーらしいOC設定なども豊富に備えているユニークなモデルだ

 サーバー/ワークステーション向けイベントとは思いつつ、どうしても自作ユーザー的な目線で気になってしまったのが、会場内に展示されていた国内未発売のeVGA製LGA 1366対応デュアルCPUマザーボード「Classified SR-2」だ。チップセットに「i5520」+「ICH10R」を備えるサーバー/ワークステーション向けマザーと思いきや、eVGA製のマザーらしいOC設定なども豊富に備えているユニークなモデル。7本用意されるPCI Express x16スロットは4-wayのSLIにも対応するという。
 「これにCore i7-980X Extreme Editionを2つ搭載して、GeForce GTX 480を4枚差すと……ん? いくらになるんだ?」などと妄想を膨らます人も多そうだが、一応断っておくと対応CPUは「Xeon 5500/5600」シリーズとなっている。なお、サイズはE-ATXより大きいHPTX (345.4 x 381 mm)フォームファクターという独自サイズの基板となる。加えて詳細はまだ未定ながら電源もオリジナルのものが用意される模様。入るケースはあるのかと心配しつつも、ウルトラハイエンドなユーザーには気になる一枚だ。

SATA3.0やUSB3.0などの最新機能もオンボード。HPTX (345.4 x 381 mm)フォームファクター独自サイズのため、ケースや電源、そして予算など購入へのハードルはかなり高いが、ウルトラハイエンドなユーザーには気になる一枚だろう

クアッドソケット!? 32本のメモリスロット搭載マザー

 この手のイベントでもなければ確実に目にすることがなさそうなモンスターマザーも展示されていた。SuperMicro製の「X8QB6-F」で、なんとクアッドソケットでDDR3 DIMMを32本も搭載するという代物。ちなみにメモリは最大で256GBまで増設が可能とされている。

チップセットは「intel 7500」。クアッドソケットでDDR3 DIMMを32本も搭載。SASコントラーラーやMatroxによるVGAなどもオンボードで搭載されていた

(次ページへ続く)

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