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Windows Serverで学ぶサーバOS入門 第14回

ユーザーアカウントの作成や検索する方法は?

Active Directoryの基本機能、ユーザー登録をしよう

2010年04月27日 09時00分更新

文● 横山哲也/グローバルナレッジネットワーク株式会社

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Active Directoryへのログオンと設定

 Active Directoryドメインに参加したコンピュータを用意し、ユーザーアカウントを登録したら、実際にログオンしてみよう。

  1. クライアントコンピュータを起動
  2. ログオン画面でCtrl-Alt-Delを押す
  3. Windows XP以前の場合、ドメインのログオンユーザー名を入力し、「オプション」ボタンをクリックして、ログオン先のドメイン名を選択。このとき、前回ログオンしたユーザーの名前が表示されているはずである。一方、Windows Vista/Server 2008の場合は、「ユーザーの切り替え」をクリックし(画面18)、「他のユーザー」を選択する(画面19)。

画面18●Windows Vistaのログイン画面

画面19●「他のユーザー」をクリック

 Windows XP以前では、表示されたユーザー名を直接編集できた。しかし、Windows Vista以降は「ユーザーの切り替え」をクリックして、ユーザー名入力画面に切り替える必要があるので注意が必要だ

  1. ユーザー名とパスワードを入力
  2. Enterキーを押すか、「→」をクリック(Windows XPでは「OK」ボタンをクリック)
  3. 「ユーザーは次回ログオン時にパスワード変更が必要」が有効の場合は、警告が表示され、パスワード変更画面に切り替わる(画面20)

画面20●パスワードを再設定する

ドメインユーザー名の指定方法

 Windows XP以前のログオン画面では、ドメイン名をドロップダウンリストで選択できたが、Windows Vistaからは手入力する必要がある。Active Directoryには、ユーザー名として2種類(Active Directoryでの名前と、Windows 2000より前のドメインで使われていた名前)、ドメイン名として2種類(DNS名とNetBIOSドメイン名)の両方がある。そのうえユーザー名の指定方法も、「ドメイン名\ユーザー名」というWindows 2000より前の指定方法と「ユーザー名@ドメイン名」というActive Directory専用の指定方法があるので混乱しないでほしい。

 Windows XP/Vistaで実際に試してみたところ、使えないのはActive Directory専用のユーザー名とNetBIOSドメイン名の組み合わせだけであった。実際には、ユーザー名(Windows 2000より前)はユーザー名と同じことがほとんどだろうから、ドメイン名としてDNS名でもNetBIOSドメイン名でも自由に組み合わせて使えると考えてよい。

 なお、ユーザー名として@も\も使わない場合は、そのコンピュータが所属するNetBIOSドメイン名が既定値として使われる(Windows XPではドロップダウンリストで選択可能)。ただし、Windows Vistaではユーザー名にAdministratorを指定すると、自動的にログオン先がローカルコンピュータに変わる。そのため、ドメインにログオンするには明示的なドメイン指定が必要である。

ローカルユーザー名の指定方法

 Active Directoryドメインに参加すると、ログオン画面からはおもにActive Directoryにログオンすることになるだろう。しかし、ドメインに参加したからといって、クライアントコンピュータからローカルユーザーが消えるわけではない。何らかの理由でローカルコンピュータ上に登録されたユーザーとしてログオンする場合は、「コンピュータ名\ユーザー名」形式を使う。@で区切る形式は使えない。コンピュータ名の代わりに.(ピリオド)を使うこともできる。

(次ページ、「オブジェクトの削除と名前変更」に続く)


 

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