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タンブラー型のユニークなスピーカーも

ウォークマン用のドックコンポ&スピーカーが登場

2010年04月08日 14時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ソニーから、ウォークマン用のドックコンポと2種類のドックスピーカーが発売される。今回の製品はただウォークマンと接続できるというだけに留まらず、同社らしいユニークかつ高機能なものとなっている。


インターネットラジオが楽しめるドックコンポ

「NAS-V7M」

「NAS-V7M」。写真のゴールド以外にシルバーカラーもある

 「NAS-V7M」は、CDプレーヤーとFM/AMラジオチューナー内蔵のドックコンポ。フルレンジ65mmのスピーカーを内蔵し、最大出力は15W。デジタルアンプと32bitのDSPを搭載するなど、音質にもこだわっている。

 WM-PORTとUSB端子を搭載し、ウォークマンを直接ドッキングすることができる。ウォークマンの充電や音楽CD、ラジオのダイレクト録音が可能だ。

 NAS-V7Mは無線LAN(IEEE 802.11b/g)を内蔵しており、音楽CDの楽曲をウォークマンに録音する際、楽曲の情報を取得してタイトル付きで保存できる(ちなみに、本体に約34万のアルバムタイトルデータベースを収納しているため、ネット接続をしなくてもある程度の楽曲はタイトルが付く)。

本体背面が緩やかにへこんだネジリ形状により剛性を高めている

本体背面が緩やかにへこんだネジリ形状により剛性を高めている

本体上部。CDドライブはスロット式

本体上部。CDドライブはスロット式

本体背面のカバーを外したところにEthernet端子やラジオ用Fコネクターなどがある

本体背面のカバーを外したところにEthernet端子やラジオ用Fコネクターなどがある

 また、インターネットラジオの再生機能も搭載しており、「vTuner」や「SHOUTcast」で配信されている番組を聴くことができる。DLNAクライアント機能も搭載しているので、パソコンに保存されている音楽をNAS-V7Mで聴くことも可能だ。

 そのほか、本体に16GBのメモリーを内蔵しており、音楽CDの楽曲などを保存することもできる。内蔵メモリーからウォークマンへは40倍速で転送が可能で、録り貯めた楽曲をワンボタンで簡単に転送できる。

 発売日は6月の予定で予想実売価格は5万円前後。なお、内蔵メモリーを搭載しない「NAS-V5」も同時期に発売される。予想実売価格は4万円前後。


ドリンクフォルダーに差せるタンブラー型ドックスピーカー

「RDP-NWV500」と付属のホームステーション(土台)

「RDP-NWV500」と付属のホームステーション(土台)

 「RDP-NWV500」は、タンブラー型をしたユニークなドックスピーカー。本体上部の開口部にツイーターやデフューザー、ウーファーを内蔵し、周囲全方向(360度)に音を拡散させる。またデジタルアンプを内蔵し、本体側面に開いたバスレフポートにより優れた重低音を実現する。

 ウォークマンとの接続は、RDP-NWV500とウォークマンを装着できる付属のクレードル(ホームステーション)かケーブルで行なう。自宅などで使うときはホームステーションに置き、車などに搭載する場合はRDP-NWV500をドリンクフォルダーに入れてウォークマンはケーブルで接続する、といった使い方ができる。

バスレフポート

写真下方の穴がバスレフポート

 なお、RDP-NWV500自体にはバッテリーが内蔵されていないため、利用するには電源が必要となる。家で使用する際のACケーブルが付属するほか、車のシガーソケット用の電源ケーブルも付属する。

 本体カラーはブラックとオレンジの2種類。発売日は4月24日の予定で、予想実売価格は2万円前後となる。


目覚まし&ラジオになるドックスピーカー

「RDP-NW1」

「RDP-NW1」

 「RDP-NW1」は、目覚まし時計とFM/AMラジオチューナーを搭載したドックスピーカー。目覚まし機能はウォークマンの楽曲、ラジオ、ブザーの3パターンから選べ、さらに10分おきに動作するスヌーズ機能も搭載する。

 本体前面にウォークマンを直接接続できるWM-PORTを搭載し、ウォークマンの充電も可能。本体背面には音声入力端子も搭載しており、パソコンなどの外付けスピーカーとしても利用できる。フルレンジ50mmのスピーカーを内蔵し、最大出力は6Wとなっている。

 本体カラーはブラックとホワイトの2色を用意。発売日は4月24日で、予想実売価格は1万3000円前後となる。

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