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都庁前iPhoneクラブ 第28回

横浜・関内にiPhone修理のマイスターを見たっ!

2010年04月08日 16時00分更新

文● 都庁前iPhoneクラブ制作委員会

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破損だけでなく水没も相談に乗ってくれる!

 iPhone-factoryは、もともとiPhone向けのアクセサリーを扱っていたショップだったが、昨年12月から修理のサービスも初めている。

ということでやってきましたiPhone-factory。ビルの11階までエレベーターで上がると、カワイイ黒板が迎えてくれる

店内入り口はカフェ風。オシャレだっ!

 最大の特徴は、純正の修理より安いという点だ。

 iPhoneのタッチパネルは、フロントガラスパネル、デジタイザー、液晶ディスプレーという3パーツで構成されている。例えば、カリーさんのようにiPhone 3GSを「ガシャーン」と落としてフロントガラスを割ったが液晶ディスプレーは生きている場合、1万4400円で交換できる。

 修理内容も幅広く、タッチパネルだけでなく、バッテリーやホームボタン、バックプレート、マナーモードスイッチ、ヘッドホンジャックなど、細かいところまで対応してくれる(料金の目安はこちら)。純正の修理ならどこが壊れようと一律2万2800円で「本体ごと交換」だが、こちらは症状に応じて安価に修理できるというのがメリットだ。ちなみにiPhoneだけでなく、iPod touchの修理にも対応している。

 例えば、ホームボタンを修理した場合、3GSでは8500円(3Gは8200円)でOK。純正との差は1万4300円で、カリーさんが大好きなカレーなら1杯1000円としても14杯は食べれる計算だ!!! しかも1000円のカレーってかなりいいヤツだぞ! 特に少しでもお金を節約したい学生にとってはかなり魅力だろう。

 さらに注目したいのは、水ぬれや水没で動作不良になったiPhoneでも修理を受け付けているところ。iPhoneは基本的にパソコンと同期して使うため、パソコン側にバックアップが残っているケースもあるが、あまり頻繁に同期しないという人も多い。つるっと滑ってトイレに落とし、友人の住所録や子供の写真などが一瞬にしてパー……、と困ったときに相談してみるといい。

 復旧率は6割程度というので、必ずしもデータが戻ってくるわけではないが、同社が紹介するように(1)電源が切れるならオフにする、(2)ドライヤー10〜20分乾かす──という応急処置をして、修理を依頼してみるといい。

 修理時間は、最短で15分とかなり短い。知り合いや取引先からいつ連絡が来るか分からないケータイ電話だからこそ、修理といってもなるべく短い時間で済ませたいところだ。首都圏に住んでいる人ならメールや電話で修理を相談した上で、横浜の関内まで電車でサクっと行って、可能なら即日対応してくれる。さらに東京23区/横浜エリアならバイク便での引き取りサービスも頼める(関連リンク)。バイク便の送料は往復最大で7000円だ。

 こうしたメリットを理解する一方で、気になるのは「修理したら純正の保証サービスが対象外になるんじゃないの?」という点。確かにその通りなのだが、iPhone 3Gユーザーの中には「もう買ってから1年の保証が切れてるよ」という人も少なくないはず。かくいうカリーさんもその一人で、バッテリーがヘタり気味なので実際に修理をしてもらったぞ!!

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