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デフレ終息?ユニクロ3月売上16.4%減、株価も急落

2010年04月07日 09時54分更新

記事提供:通販通信

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ファーストリテイリングは4月2日、3月の国内ユニクロ事業の売上推移速報を発表した。  既存店の売上高は前年同月比16.4%減。10%を超える落ち込みは、2007年9月の同12.9%減以来となる。  直営店計の売上高は同8.4%減、ダイレクト販売(新販売と法人向け販売の合計)を含む売上高は同7.9%減となった。気温が低く推移したことから春物販売が伸び悩んだことが影響した。  また、3月売上高が16.4%減となった発表を受け、ファーストリテイリング株は、5日の東京株式市場で急落。1000円以上も値を下げ、1490円台で取引された。  この株価急落で、「一人勝ち」を続けてきたユニクロの勢いは小休止することになったが、これはアパレル市場のデフレに、歯止めがかかったとの見方もできる。売上好調なユナイテッドアローズなど、天候に左右されずに3月の売り上げを伸ばしている企業もあるからだ。  アパレル業界の通販市場はどのように推移していくか、今後の動向が注目される。

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