堅牢性はそのままに、コストパフォーマンスを重視した中小企業向けのThinkPad Edgeシリーズに新製品が投入された。
レノボ・ジャパン(株)は6日、TinkPadから受け継ぐ堅牢性と信頼性を備えながらコストパフォーマンスを重視した「ThinkPad Edge 14”」と「ThinkPad Edge 15”」を発表した。両製品は、1月5日に発表したThinkPad Edge 13”の13.3型ワイドの液晶ディスプレーよりも大型化を施し、そして最新のCore iシリーズを搭載可能にしたモデルだ。
ThinkPad Edge 14”の液晶ディスプレーは14型ワイド。CPUはCeleron P4500(1.86GHz)か、Core i3-330M(2.13GHz)を搭載できる。Core i3を搭載した場合の最小構成は、同CPUに加えてPC3-8500に準拠したDDR3メモリーを2GB、そして320GBのHDDを搭載。
本体サイズは幅344×奥行き233×高さ37mm(最薄部は31.8mm)で、重量は約2.34kg。価格は8万9250円。
一方、ThinkPad Edge 15”の液晶ディスプレーは15.6型ワイド。CPUはThinkPad Edge 14で選択できるものに加えて、Core i5-520M(2.4GHz)を搭載できる。Core i5-520を搭載した場合の最小構成は、同CPUに加えてPC3-8500に準拠したDDR3メモリーを2GB、320GBのHDDを搭載。
本体サイズは幅380×奥行き247×高さ37.5mm(最薄部は32.3mm)で、重量は約2.5kg。価格は10万3950円。
バッテリー駆動時間は、両モデルとも6セルのLi-Ionバッテリーを採用し、約4時間(JEITA測定法1.0準拠)。オプションの9セルバッテリーでは、最大10.4時間(JEITA測定法1.0準拠)となる。
また、グラフィックス機能は両モデルともCPU内蔵のものだが、512MBのビデオメモリーを搭載するATI Radeon Mobility HD 5145を選択することもできる。ただし、ThinkPad Edge 15”でCore i5を搭載した場合は選択できない。
カラーバリエーションは従来通りグロッシー・ブラック、グロッシー・レッドの2色を用意している。しかし、ThinkPad Edge 14”はグロッシー・ブラックのみとなる。
両モデルとも、6日の発表と同時に販売を開始している。