メールをケータイからチェックできる
「ケータイ対応」
PC用ウェブサイトを閲覧できるフルブラウザを搭載している携帯なら、そのままウェブメールのサービスにアクセスできるが、これは正直使いづらい。そこで各社ともケータイ用の専用メニューを用意している。画面の小さな携帯電話向きのUIを持ち、ショートカット操作もテンキーでできるなど工夫されている。機種ごとの調整も行われていてなかなか本格的だ。後述するようにGmailやYahoo!メールについては、ケータイの絵文字にも対応している。
あるとやっぱり楽しい「絵文字対応」
絵文字が日本のケータイで広く使われてきたことはよく知られているとおり。ただし、キャリアごとに絵柄や文字コードが異なっていたため、キャリア間を越えて使うことや、PC相手に使うのは難しかった。独自規格だからと避けていた人も多いのではないだろうか。それでも使えるとやっぱり楽しいのもまた確かだ。
現在携帯電話に対応した絵文字が使えるサービスはGmailとYahoo!メール。なお絵文字を使うには、Gmailなら「リッチテキスト形式」、Yahoo!メールなら「色とグラフィック」と呼ばれる入力モードに切り替える必要がある。テキストのみのモードでは絵文字は使えないので注意したい。
見た目を変更して楽しくウェブメールを使う
「テーマ変更」
テーマ機能は見た目を変更する着せ替えセットのようなものだ。テーマ機能に積極的なのはGmailだ。Gmailの見た目をガラリと変える本格的なテーマを揃えている。中には時間によって表示内容を変えるものもある。なおGmailのテーマの数は35点。
Gmail以外のテーマ機能はシンプルだ。Yahoo!メールでは枠の色を全9色から、Yahoo! Mail(US版)は全6色から選ぶだけ、Hotmailではロゴや各サービスへのリンクが並ぶタイトルバーの下に置く画像を、ロボットやスポーツなどがテーマになった全8種類から選ぶだけだ。Gmailではテーマを切り替えると余白の色や背景画像が別物になるが、他のサービスではテーマを変えても余白は白いままで、背景画像が使われるHotmailでもGoogleと比べるとずっと小さな画像しか使っていないので、パッと見テーマごとの差が分かりづらく印象が薄い。
Yahoo!メールでも、「横浜F・マリノス」「ガンバ大阪」「福岡ソフトバンクホークス」「ディズニー」とスポーツチームやアニメーションキャラクターとのコラボレーション企画である「Yahoo!メール コラボレーション」で本格的なテーマが利用できるが、利用者を選ぶタイプのものが多いのが残念なところだ。
この連載の記事
-
第5回
デジタル
画像や音楽で楽しめる無料ウェブサービスを一挙紹介 -
第4回
デジタル
無料の乗り換え案内は路線検索以外にも使える機能有り! -
第3回
デジタル
PCにソフトを追加せずに使える無料のオフィスアプリ -
第2回
デジタル
機能に差が有り! 使えるファイル転送サービスはコレ -
デジタル
あの定番無料ウェブよりもっと便利なサービスを探す! - この連載の一覧へ